「Twitter、グループチャットと30秒動画投稿機能を追加」にあるように、米Twitterは1月27日に公式モバイルアプリにダイレクトメッセージでのグループチャット機能と30秒までの動画投稿機能を追加したと発表しました。
30秒動画の投稿
30秒の動画投稿は、Vineの6秒と比較すると若干長い印象を受けますが、レーベル系会社がミュージックビデオの導入部分を紹介したり、CMを行っている会社がそのまま投稿したりするにはちょうど良い長さかもしれませんね。私は企業アカウントのTwitterの役割を既存ユーザーへのリピート販売促進やアフターケアに適性が高いと考えていましたが、この動画の使い方次第では、新規ユーザーへの啓蒙もしやすくなるかもしれません。
ダイレクトメッセージ
ダイレクトメッセージを活かしたグループチャットができるようになりました。記事では公式モバイルアプリと書いてありますが、普通にPCからも作成し使うことができるようです。以下にスマホ(iPhone)における使い方をご紹介します。UIはLINEにそっくりです。「既読」というシグナルがない分、精神的には楽かもしれません(笑)。
さて、これを受けて企業のSNSご担当者様もビジネススキームの可能性を考えられると思いますが、残念なことにこのグループチャット機能はフォローし合っていることを前提に、最大でも20人までしか招待できないようです。また、招待されたところで、招待されたユーザーが別のユーザーを招待することもできます。ですので、企業アカウントを活用してクローズドのキャンペーンを行ったり、ロイヤルカスタマー向けに制限した情報を案内する等は難しそうですね。
残念ですが、まずはこのTwitterのダイレクトメッセージ新機能はとりあえずプライベートで活用した方が良いかもしれません。
SNSの生き残り戦術!?
今回のTwitterは、VineとLINEをガチガチに意識しているようにも見受けられます。多様化するSNSメディアにおいて、各社生き残りのための施策が生々しいですね(笑)。今後、どのSNSメディアでも同じ機能が横並びに成立するようになったら…運用が…いや、今は考えないようにしておきましょう(笑)。