米国現地時間9月8日、Twitterは新機能「コミュニティ」をリリースしたと発表しました。現在は英語圏で、少数を対象にコミュニティ作成できるようになっており、iOS版とWeb版で導入しています。どんな機能なのか少しご紹介したいと思います。
コミュニティとは
モデレーターとなって招待した人達だけでやり取りするツイートグループみたいなもので、タイムラインに流れてきます。招待されて同じコミュニティに参加しているメンバーは返信できます。参加していないアカウントでも閲覧や引用リツイートは出来ますが、会話に参加することはできません。
imagine an alternate timeline where everyone just gets you
say hi to Communities—the place to connect with people who Tweet like you. testing now on iOS and web, Android soon!
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Twitter Communities(@JoinCommunities) 2021年9月9日
さぁ、コミュニティ機能のご紹介です。あなたのようにツイートする者同士が繋がる場所です。iOS版とWeb版でテストリリースしています。Android版は近いうちに!
引用)@searchliaisonより和訳
モデレーターがファシリテートしてコミュニティを管理するというやり方は、Clubhouse等に似ていますね。
引用)Twitterブログ
現時点では英語圏の中でもかなり限られたアカウントにモデレーター資格を付与して試験導入いるようで、状況次第で今後はもっと対象者を増やしていくかと思います。
コミュニティと言ってもいじめやエコーチェンバー現象が起こらないよう、誰でも閲覧や報告ができるようになっているのは良いと思いますが、それならわざわざコミュニティにしなくても…という境界線の曖昧さを感じます。また、モデレーターがコミュニティルールを取り決めして管理するので、モデレーターのルールによってコミュニティの活性度が変わりそうです。
イメージがつかない…
Twitter側の説明を見れば何となく実際のビジュアルイメージはつきますが、私には利用シーンのイメージがつきにくいです。わざわざ他の人が書き込めなくなるようにしてまで公開ツイートしたい内容なんてあるのかなぁ…と。選民欲求と承認欲求を満たすためにあるとしたら…参加外のアカウントはかなり興ざめしちゃう気がします。
コミュニティ機能に対してTwitter側でこれ以上の機能改善は難しいような気がしますし、ハード面というよりソフト面としてコミュニティを管理するモデレーター側がどう動くかによって人気度と活用度は変わってくるような気がします…。
せっかく今、Twitterはどんどん攻めていっているので、是非上手くいくと良いのですが…。期待しましょ。