• Twitter:コミュニティ機能

Twitter:コミュニティ機能

米国現地時間9月8日、Twitterは新機能「コミュニティ」をリリースしたと発表しました。現在は英語圏で、少数を対象にコミュニティ作成できるようになっており、iOS版とWeb版で導入しています。どんな機能なのか少しご紹介したいと思います。

Twitterが行く

コミュニティとは

モデレーターとなって招待した人達だけでやり取りするツイートグループみたいなもので、タイムラインに流れてきます。招待されて同じコミュニティに参加しているメンバーは返信できます。参加していないアカウントでも閲覧や引用リツイートは出来ますが、会話に参加することはできません。

誰もがあなたを招待できるような別軸のタイムラインを想像してみましょう。
さぁ、コミュニティ機能のご紹介です。あなたのようにツイートする者同士が繋がる場所です。iOS版とWeb版でテストリリースしています。Android版は近いうちに!

引用)@searchliaisonより和訳

モデレーターがファシリテートしてコミュニティを管理するというやり方は、Clubhouse等に似ていますね。

コミュニティでは、モデレーターが話すテーマを決め、コミュニティのルールを作り、会話を盛り上げてくれそうな人を招待します。コミュニティは会話を生み出すために作られる場であり、この場の雰囲気やトーンは同じような興味や関心事に関してて話したい人たちによって作られます。モデレーターはコミュニティのルールを定めた上で、会話がテーマから逸脱しないよう、別途モデレーター役を務める人を招待することもできます。

引用)Twitterブログ

現時点では英語圏の中でもかなり限られたアカウントにモデレーター資格を付与して試験導入いるようで、状況次第で今後はもっと対象者を増やしていくかと思います。

@JoinCommunitiesをフォロー
今後もコミュニティの構築と新しい機能を提供していきますので、最新の@JoinCommunitiesを確認してください。

引用)Twitterヘルプセンター

コミュニティと言ってもいじめやエコーチェンバー現象が起こらないよう、誰でも閲覧や報告ができるようになっているのは良いと思いますが、それならわざわざコミュニティにしなくても…という境界線の曖昧さを感じます。また、モデレーターがコミュニティルールを取り決めして管理するので、モデレーターのルールによってコミュニティの活性度が変わりそうです。

基本的にはTwitterが定める資格要件を満たすユーザーがモデレーターになることができ、資格要件は改善されていく見込み。テストでは当初、モデレーターをTwitterが直接承認する。モデレーターとメンバーは、ダイレクトメッセージを使ってユーザーをコミュニティに招待できる。

引用)Impress Watch

イメージがつかない…

Twitter側の説明を見れば何となく実際のビジュアルイメージはつきますが、私には利用シーンのイメージがつきにくいです。わざわざ他の人が書き込めなくなるようにしてまで公開ツイートしたい内容なんてあるのかなぁ…と。選民欲求と承認欲求を満たすためにあるとしたら…参加外のアカウントはかなり興ざめしちゃう気がします。

コミュニティ機能に対してTwitter側でこれ以上の機能改善は難しいような気がしますし、ハード面というよりソフト面としてコミュニティを管理するモデレーター側がどう動くかによって人気度と活用度は変わってくるような気がします…。

せっかく今、Twitterはどんどん攻めていっているので、是非上手くいくと良いのですが…。期待しましょ。

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