Googleは検索からFlash(SWFファイル)を除外していくとウェブマスター向け公式ブログで発表しました。今年中にFlashのサポートを終了する予定とのことです。
Flashの終焉
既にFlashをサポートしているブラウザは殆どありません。昔はよくFlash形式のゲームで遊んだものですが、これもひとつの時代なのでしょう…。HTMLの発展に反比例するようにそのユーザビリティには限界が生じ、需要も無くなってきました。
そしてこの度、GoogleもChromeだけでなく検索でもサポートしなくなるようです。
swfのインデックスを確認
一応、現状のFlash形式のGoogleインデックス状況を知りたければ、「filetype:swf」と検索すればSWFのファイル形式でインデックスされているものが表示されますが、そのままでは検索できません。あくまで「filetype:」は検索オプションです。ですので、何でも良いのですがメインとなる検索キーワードが必要です。ここではテキトーにTLD(トップレベルドメイン)名やwwwをキーワードとして検索してみましょう。
結構な量がインデックスされていますね。「www△filetype:swf」ですと想定で500万件近くインデックスされています。これが年内にゼロになっていくわけですね。
今後はHTML5を使うように
今後は、Flashの単独ファイルは存在自体を読み込まなくなります。ページ内にFlashコンテンツが入っている場合は、その部分だけポッカリ無視する形になるとのことです。SWF形式がGoogle検索から姿を消すというわけですね。
そんなFlashの代わりとして活用できるのはHTML5の規格です。HTML5では様々な動的コンテンツを生成可能です。ゲームだって作れます。もちろんJavaScriptも有効かと思います。
それにしても…こうやってファイル形式の代謝が行われていくと同時に、インターネットって進歩していくものなんですね…と、しみじみ。