Googleは米国現地時間6月11日、組織単位(商品単位ではなく)での返品ポリシーに関する構造化データのマークアップをサポートするようになったと発表しました。EC展開しているWebサイト必見の情報となっておりますのでご参考ください。
Today we're adding support for return policies in Organization markup, making it easier to define a return policy for your entire business, instead of having to specify a separate return policy for each individual product you sell. Learn more at https://t.co/asx0yqac8F pic.twitter.com/zZZUicj7I2
— Google Search Central (@googlesearchc) June 11, 2024
引用)@googlesearchcより和訳
Googleからの発表内容
要は、今まで返品に関する内容を商品別で構造化データマークアップしていましたが、今後はビジネス単位(組織単位、サイト単位)で簡単に包括して設定できるようになったので簡単ですよね、って話です。以下にSearch Central Blogの和訳をご紹介します。
組織レベルでの返品ポリシーのマークアップサポートの追加
返品に関するポリシーは、買い物客がオンラインで商品を購入する際に考慮する重要な要素であるため、昨年個々の商品に対する返品ポリシーの構造化データで分かるようにしました。そしてこの度、組織単位での返品ポリシーのサポートも追加し、これにより販売する個々の商品ごとに返品ポリシーを定義する必要がなく、ビジネスの一般的な返品ポリシーを指定できるようになります。
組織レベルの返品ポリシーを追加することで、商品の構造化データマークアップのサイズを縮小し、返品ポリシーのマークアップを一箇所で管理しやすくなります。また、返品ポリシーを、商品の検索結果だけでなく、ナレッジパネルやビジネスプロフィールなどの検索結果にも表示できるようになります。Merchant Centerのアカウントを持っておらず、返品ポリシーを提供する機能が欲しい場合は、組織の構造化データに返品ポリシーを追加することが特に重要です。Merchant Centerでは、すでに返品ポリシーを提供する機能があるため、Merchant Centerアカウントをお持ちの場合は、代わりに返品ポリシーを定義することをおすすめします。
リッチリザルトテストに返品ポリシーのサポートを追加
ページのURLまたはコードスニペットを送信することにより、リッチリザルトテストを使用して、組織の構造化データで定義された返品ポリシーをテストすることができます。このツールを使用すると、マークアップが有効かどうか確認可能です。
ご自身のサイトがオンラインビジネスまたはローカルビジネスである場合、OnlineStoreまたはLocalBusinessのいずれかのOrganizationサブタイプを使用することをおすすめします。
この機能により、返品ポリシーを簡単に追加し、Googleのショッピング体験全体で表示されるようになることを願っています。ご質問やご不明な点がございましたら、Google Search Centralコミュニティ、Twitter、またはLinkedInでお問い合わせください。
引用)Search Central Blogより和訳
サイト全体で返品ポリシーを一括管理している場合は今回のマークアップ手法が便利ですし、組織単位でマークアップしておけばナレッジパネルやビジネスプロフィールにも表示されるようになるので便利ですね。
EC担当者はおさえておきましょう!