Googleは米国現地時間4月23日Search Central Blogにて、検索結果画面に表示する動画のサムネに関して仕様変更した旨を発表しました。Webページ内にある動画がそのページのメインコンテンツになっている場合のみ、検索結果の左側に表示されるようになります。一方で、Webページ内にある動画がそのページのメインではない場合は表示されなくなります。
リンク先のページに動画があることを明示するために
今回のGoogle検索結果への変更については、リンク先のページに動画がメインとして存在していることを分かりやすくすることだと思えます。ページ内でメインとしてではなく、ただ動画がある場合は検索結果画面にサムネ表示しても誤解を招くと判断したのでしょう。ちなみに、一部のテストでメインコンテンツではない動画のサムネ表示をやめても影響はなかったとのことです。
Google検索結果における動画表示の簡素化
この度、動画がページのメインコンテンツになっている場合に限り、動画のサムネイルがGoogle検索結果の横に表示されるように変更しました。これにより、ユーザーがページにアクセスする際に、動画があるかどうか事前に把握しやすくなります。
今までは動画のサムネイルは2つの方法で表示していました。動画がページのメインコンテンツであるページでは、リスティング(タイトル説明文)より前にサムネイルが表示されていました:
この表示形式は今後も変更しません。そして、もう1つの表示形式は動画がページ内にあるものの、メインコンテンツではない場合のものです。この場合、サムネイルはリスティング(タイトル説明文)の後に表示されていました:
この2つ目の表示形式が廃止されます。実験段階では、今回の変更が検索ユーザーの利用の妨げになることはありませんでした。
この変更は、Search Consoleのパフォーマンスレポートにおける動画の[検索での見え方]レポートの指標に影響します。また、[動画インデックス登録レポート]と[動画拡張レポート]には、注釈表示されます。
動画インデックスのベストプラクティスについては、動画ベストプラクティスガイドをご覧ください。ご質問がある方は、Search Centralのヘルプコミュニティにお寄せいただければ、同じ志を持つエキスパートとのディスカッションに参加することができます。
引用)Search Central Blogより和訳
とはいえ、まだ変な表示のされ方がされている?
私のブログ記事のひとつで、YouTube動画をエンベッドして表示しているのですが、ページのメインコンテンツにはなっておりません。その結果かどうか分かりませんが、サムネが右側に正方形で表示されています。これは動画というよりも画像の表示のしかたですね。
まだこういう感じで訳が分からない表示のされ方もあるかもしれませんが、Googleはこういうものは表示しないと発表しているので、いずれ消えるかもしれませんね。まぁ、本当に動画で見たい人はGoogle検索で動画タブから進むと良いと思いますしね。
あと、動画がメインコンテンツではないページはSearch Consoleのパフォーマンスレポートでも動画ページ扱いされなくなるので予め理解しておいてください。