昨年11月に発表した「デスクトップ用のページエクスペリエンスアップデートを2022年2月に行います」という話。少しずつ導入が始まっているとGoogleがツイートしていますので、ご紹介します。
The page experience update is now slowly rolling out for desktop. It will be complete by the end of March 2022. Learn more about the update: https://t.co/FQvMx3Ymaf
— Google Search Central (@googlesearchc) February 22, 2022
デスクトップ向けページエクスペリエンスの更新が徐々に展開されています。 2022年3月末までに完了する予定です。アップデートの詳細はこちら
引用)@googlesearchcより和訳
計画通りの進行
2021年11月の時点で公表していた内容通りですので、計画通りのようですね。この手のアップデートは過去の傾向からも大体遅れがちだったり上手くいかなかったりしますが、モバイルの方で実施済みなので、様子が分かりやすいのかもしれませんね。
引用)Search Central Blogより和訳・抜粋
ちなみに、以前のこのブログでGoogle公式記事の和訳を記載していますので、そこで詳細をご確認ください。その時から仕様は基本変わっていません。引き続き以下の項目がデスクトップ向けページエクスペリエンスアップデートの評価項目です。
- Largest Contentful Paint(LCP)
- Cumulative Layout Shift(CLS)
- First Input Delay(FID)
- HTTPSである
- 煩わしいインタースティシャルがない
当然ですが、モバイル向けページエクスペリエンスアップデートとの違いは「モバイルフレンドリー(モバイル向けに最適化されているか)」という評価項目があるかどうか、です。
レスポンシブウェブデザイン対応以外は特に注意
レスポンシブウェブデザインでWebサイト制作してある場合、今までスマホだけのページエクスペリエンスを意識していたのであれば、PC用においてもページエクスペリエンスを確認・改善しましょう。そして、セパレートタイプであったり、ダイナミックサービングでWebサイト制作している場合は特に、今回のデスクトップ向けページエクスペリエンスを意識してWebサイトを再確認されることをおすすめします。
まぁ、でもそもそもGoogleによる今回のページエクスペリエンスアップデートが無くてもLCP、CLS、FID、変なインターステイシャルがあるWebサイトページはそもそもユーザーが再訪しづらいことは分かっているので、普通にGoogleとか検索順位関係なく修正すべきではないでしょうか。