米国現地時間7月6日、GoogleはEnglish表記の「Latest documentation updates」でGoogle Search Centralのドキュメント構造を大幅に変更したことを発表しました。滅茶苦茶分かりやすくなりました!
但し、英文表記のみの構造で、日本語版では従来のままです。英文表記の方ではどう変わったかご紹介します。
Google Search Centralのドキュメントが変わった
今の日本語版がまさにそうなのですが、Google Search Centralのドキュメントの展開が初心者とか上級者とか、そういう切り口で紹介されています。
これですと、結局最初から全部ドキュメントを読んでいかなければならず、欲しい情報があっても、目当ての情報に辿り着きにくい状況でした。なので、私もGoogle Search Centralを使って新人に教えるのがかなり面倒で…本当に使い勝手が悪いと思っていました。しかし、今回それがなんと要素別に展開してくれるようになったのです!
とても使いやすくなりました。
具体的な変更内容
以下が今までのGoogle Search Central(English)です。切り口が上記の日本語と同様に、「あまり時間が無い人向け」「初心者向け」「上級者向け」という展開になっていることが分かりますよね。
対して、新しいGoogle Search Central(English)が以下です。
切り口が「SEOの基礎」「クローリングとインデクシング」「検索での見え方」「ユーザー体験」という切り口に変わっています。そして、その配下にそれぞれの項目名が記載されているため、知りたい要素を探しやすくなりました。
左サイドバーについては、これはEnglishも日本語も古いも新しいもほぼ同じです。上級者向けの情報で統一されました。そして、新しいほうは、初心者とか上級者という切り口が無くなり、初心者向けの情報はスターターガイドに含有されているということで削除されています。
何をもって初心者なのか上級者なのか、非常に分かりづらかったので、これですっきりしました。知りたい情報にも辿り着きやすくなったし、誰かに教える時も操作が楽になったと思います。
繰り返しになりますが、私としましては余計な情報も減り、だいぶ使いやすくなりましたので、早く日本語バージョンにも適用されると良いなぁ、と思っています。