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リッチリザルトテストに機能追加

Googleのリッチリザルトテストツールにおいて、テスト結果内に表示される「ページの読み込みに関する問題 詳細を表示」をクリックすると読み込めない外部リソースを指摘してくれる機能が追加された、とGoogleがツイート発表していましたのでご紹介します。

リッチリザルト

どういう内容?

まずはGoogleのツイート内容から。

リッチリザルトテストが新しくなりました! 今後、ツールではページ単位で読み込めなかった外部リソース要素についてもレポーティングします。
goo.gle/richresultsでお試しください。
詳細はこちら https://support.google.com/webmasters/answer/7445569#ignored_items

引用)@googlewmcより和訳

もともとこれは、ほぼ同じものがモバイルフレンドリーテストツールには含まれていた機能です。要は「モバイル向けになっているか確認したけど、これらの外部リソース(別ドメインで生成されている要素)は読み込めなかったよ」と教えてくれる機能です。

モバイルフレンドリーテストの機能
モバイルフレンドリーテストの読み込めない外部リソース例

この機能がリッチリザルトテストツールにも含まれるようになったようです。要は「リッチリザルト向けになっているか確認したけど、これらの外部リソース(別ドメインで生成されている要素)は読み込めなかったよ」と教えてくれる機能ですね。

リッチリザルトテストの機能
リッチリザルトテストの読み込めない外部リソース例

こうなってくると「構造化データテストツールには起用しないんかい!」と思いますが、UIが異なるので簡単には実装できないのかもしれませんね。

また、モバイルフレンドリーテストとリッチリザルトテストでは指摘される外部リソースも異なります。これはモバイルフレンドリー要素かリッチリザルト要素かの目的に対して、その要素が影響するかしないかを自動判定しているためです。Search Consoleヘルプには以下のように記載されています。

ページで使用されている特定のリソースをテストツールが読み込めない場合、警告が表示されます。リソースとは、JavaScriptファイルなど、ページに含まれる外部要素のことです。リッチリザルトテストでは、特定のタイプのリソースのみを読み込もうとします。テストに影響しないその他のリソースは無視されます。

引用)Search Consoleヘルプ

レンダリング上も要確認

そもそも外部リソースには気を付けなくてはなりませんね。Googlebotのレンダリングを阻害する可能性があります。例えば、広告やソーシャルボタン、計測ツールやガジェット、ジェネレーター等の利用において、他のドメインからリソース提供されている場合、それを利用しているサイトページ側からはアンコントローラブルです。従って、他のドメイン側でrobots.txtからgooglebot対してdisallow設定されていたら、うまくレンダリングできなくなります。うまくレンダリングできなくなった結果、表示が崩れてしまった状態でGoogleが読み込めば評価は下がってしまう恐れもあるわけです。

ですので、モバイルフレンドリーテストにせよ、リッチリザルトテストにせよ、確認する際は「読み込めていない外部リソースは何か」も合わせて理解しておくと良いと思います。

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