Yahoo! JAPANでは、6月4日より各種疾病に関する検索に対して、検索結果画面で情報を提供したことを発表しました。Googleも色々と海外ではトライしておりましたが、日本ではまずYahoo!が実装しました。
どんな感じ?
背景は…今さらですよね。病気や症状に関する大事な情報ですので、検索された時、適当な情報のサイトページを検索結果に出すよりも、検索エンジンとして正確な情報を提供しようという狙いです。しかもYahoo! JAPANの場合はGoogleの検索エンジンなので、なおのことアンコントローラブルなわけです。
昨今、インターネット検索によって情報収集をするケースが増える中、たどり着いた情報が信頼できるものかどうかの判断が難しく、インターネットでの医療情報の収集における課題となっています。
Yahoo!検索ではこの課題解決を目指し、今回の取り組みでは、さまざまな疾病名などの検索結果画面で、メディカルノートが提供する疾病の概要や症状、原因などの情報を掲載します。対象となる検索ワードはインフルエンザ・高血圧などの一般的な疾病や、脳卒中・関節リウマチなどの約1,000種で、今後も拡大していく予定です。
引用)Yahoo!検索ガイド
見え方としては、PCでもモバイルでも検索結果でリスティング広告以下に出現する形です。疾病に関してタブ形式で表示されており、それぞれ「続きを読む」をクリックすると、メディカルノートの該当項目コンテンツに飛ぶ流れとなっています。
今後も拡張していく
Yahoo!の発表によれば、とりあえず今のところは約1,000種類の疾病に関する情報提供ですが、今後はもっと増やしていくようです。また既に、一部に関しては、各領域の権威となる医師(エキスパート)のインタビュー記事を取り上げたりしていますが、こういった情報やデータも今後拡大していくとのことです。
今回のこのYahoo!検索の新たな試みは検索ユーザーにとって大きな助けとなるでしょうし、非常に有益で革新的だと思われます。Yahoo! JAPAN、グッジョブですね!
今まで散々取り上げられてきましたが、同じ検索エンジンでもGoogle日本にとってはYahoo! JAPANに水をあけられた形になったのではないでしょうか。