Googleは英語版のドキュメント更新欄で、米国現地時間2月23日、ファビコンに関するドキュメントにおいて、検索結果に表示させるために、今までは該当サイトと同じドメインにファイルを格納するよう促していましたが、その文言を外したとのことです。おそらく元々そんな要件ではなかったような気もしますが(いや、検索結果に表示する上ではGoogleは同じドメインであることを推奨していたのかもしれません)…画像の格納等と同じように、どこのドメインにファビコンの画像ファイルを格納しても問題ないようです。
どういうこと?
まず、英語版のドキュメント更新欄に記載している内容をご紹介します。
- 2月23日: ファビコンに関するドキュメントから、ホスト名についての要件文言を削除しました。Google検索結果にファビコンを表示するためにファビコンのURLはホームページと全く同じドメインにする、という必要はありません。
引用)Latest documentation updatesより和訳
ファビコンはモバイル検索結果や一部のデスクトップ検索結果に表示されるようになっています。その検索結果への表示条件として、同じドメインであることが記載されていたようですが、それを削除したとのことです。実際に日本語版にはまだ記載されているので、まずは記載されている日本語版をご確認ください。
確かに“ホームページと同じドメインにする必要があります”と記載されています。しかし、更新された英語版には記載されていません。
確かに、HTMLページ内の画像ファイルの格納場所は別ドメインでも何でも良いはずなのに、ファビコンだけ同じドメインじゃなきゃダメというのも不自然ですよね。とはいえ、検索結果にサイトとして露骨に表示するためには同じドメイン内でないと認識できない何かがあったのかもしれません。検索結果に表示されるファビコンもドメイン単位で分けて表示してくれますが、ここが必ずしも同じドメインの格納場所でなくても良いとのことですね。
今後は気を付けなくても良い
そもそも、このファビコンの格納ルールを知っていた人がどれくらいいたのか分かりませんが、今後はファビコンの格納場所を気にしなくても良いという話です。今までちょっと注意していた人は、もう注意しなくて良いですね。