外部リンクの集め方が分からないという人…意外と多いですよね。良いコンテンツを作ることが直接的に外部リンク獲得につながるのかと言われれば、私はちょっと「No」と答えてしまうかもしれません。良いコンテンツを作ることは大前提でしかないですから。というわけで、私が今までイチから自分1人で育成したサイトが4,5サイトありますので、その時の経験をもとに具体的な外部リンクの集め方をご紹介します。
STEP1:気に入ったページを作る
サイトページを作っていくと、全部ではないにせよ「これは良い記事が出来た!」というコンテンツページがあると思います(無かったらすでにアウトです)。ここで誤解の無いように…サービスが良いコンテンツではなくて、利害関係にないユーザーにとって良い記事ということです。他人に「こういうことなんだぜぇ」って教えたくなるコンテンツですね。勿論、その良い記事は内部リンク動線もしっかりできていることが条件です。
STEP2:自社SNSや登録するものでリンクを充てる
登録するもの、といってもシンジケーション型の有料リンクとかではないです(笑)。
先ほど述べた良い記事ページに対して、そのURLを運用前提のSNS(Google+等)プロフィール箇所から記事をリンク紹介したり、ブログコーナーページを「にほんブログ村」等に登録したりする等して、普通に自分で紹介していきます。
nofollowとかリンクパワーとか正直どうでも良いです。私はクローラビリティだけを考えています。その良い記事ページに対する通気性だけを考えています。クローラーに来てもらいたい気持ちだけで充分です。
STEP3:更新し続ける
後はサイトを更新し続けることです。
企業サイトの場合は、そもそも更新性をどう持たせていくのか、サイト設計時に考えておく必要があります。ブログコーナーページだけがどんどん増えていって、サイトツリーのバランスが崩れないよう、どういったディレクトリでどういったコンテンツページを増加させていくか、計画性が必要です。
STEP4:10ヶ月待つ
私の経験上、ちゃんと更新し続けていればサイト公開後10ヶ月を目処に一般検索からの流入数が跳ね上がります。これは細かなロングテールワードを拾ってきているからです。意図せず拾ってきています。勿論ビッグワードでの順位向上はまだまだの段階です。
STEP5:外部リンクがぽつぽつ増えてくる
そして、サイト公開後1年を過ぎてくると、NAVERまとめページとか個人ブログとかから外部リンクが増えているのが分かります。外部リンクのアーリーアダプター群ですね。
STEP6:仲良くなる
そして、その外部リンクをくれたアーリーアダプターの人を見据えた記事を作成したり、その人と仲良くなるためにアプローチを積極的に図ります。勿論リアルに仲良くなれれば良いですが、そこはメール等で連絡したりが良いでしょう。企業として個別アプローチが難しければ、SNSを使ったりするのも手です。
そして、それを繰り返していくうちに”輪”が広がっていき、外部リンクがマジョリティ化していくループが完遂されます。
要は熱意
まぁ、こんな感じでございます。私はこんな感じでうまくいきました。
ただ、やはり情熱は必要です。少なくとも2年は情熱が必要です。その2年のうちにビッグワードで30位以内に入っていなければ、そもそも別の何かが原因であって、外部リンクではないと私は思います。
随分と簡単に偏りのあるやり方としてご紹介しました。ただの手段に過ぎないやり方でもございます。しかしながら、イチからサイトを作る際、リニューアルする際、新しい期がはじまる際には是非ご参考ください。