米国現地時間2月22日に、Googleで商品接触機会を高めるための記事がGoogle Webmaster Central Blogに掲載されていましたので、その意訳をご紹介したいと思います。
どんな内容?
ネットショッピングを楽しむユーザーにより良い検索体験をしてもらうために、サイトオーナーとしてどういうことが出来るかをGoogleの新機能として紹介してくれています。
Googleとしては、潜在顧客に対して最新かつ正確な商品詳細を案内することが、ユーザーのショッピングを成功させるための鍵だと考えています。そこで今回、ユーザーの検索体験をより良くするために、サイトオーナーとして情報提供できる新しい手法を導入しましたので、ご紹介します。
1.Search Console
多くの小売店とブランドは販売する製品がGoogleに理解されるよう、構造化データをマークアップしています。“商品”についての新たなレポートとして、Search Console上でschema.orgの構造化データを使ったマークアップにより商品の注釈をつけることが可能になっています。レポートでは、サイト上でのマークアップが未対応になっている箇所を確認することが出来ます。修正作業後にレポートを使って対象ページを再クロールすることで、修正できたかを検証することも出来ます。より詳しい内容は、リッチリザルトステータスレポートを確認ください。
2.Merchant Center
Googleがサイトをクロールし商品情報が正しく表示させるのに構造化データを役立たせる一方で、私たちは全ての小売店の最新の商品状況をリアルタイムで提供できるように機能を拡張しています。商品データフィードがGoogle Merchant Centerにアップロードされることで、検索結果やGoogle画像検索等に反映されます。このMerchant Center機能は、ユーザーの検索クエリに関連してランク付け表示されますが、登録費用はかかりません。この機能はまず米国から始まり、今年中には他の国でもサポートされるようになるでしょう。
はじめてみる
Google広告キャンペーンに参加する必要はありません。もし今、アカウントを持っておらず、米国で商品を販売するなら、Merchant Centerのアカウントを作成し、商品データフィードを更新しましょう。
3.Manufacturer Center
ブランドの認知度を向上させ、信頼性の高い商品として、Googleを通してユーザーに知ってもらうためにGoogle Manufacturer Centerを使って最新の商品情報を提供するという、新たな機能をロールアウトします。この情報は、商品説明、類似商品、高品質の画像や動画などの商品の知識を提供できるナレッジパネル等に反映されます。
これらの方法によって、Googleを通して買い物をするユーザーに、商品の持つ特性を分かりやすく詳しく伝えられるようになります。
もし何か質問がある場合が、フォーラムをご活用ください。
ネットショッピングサイトやモノづくり業者は知っておくべき!?
要はECサイトに対して、Google Search Consoleで商品を構造化データマークアップできますし確認出来ます、という話。
もうひとつの手法として、Merchant Centerは販売店向けの商品データベース登録所であり、Manufacturer Centerは製造元向けの製品情報記述所である、という内容ですね。
これはECサイトやブランドにとって無料で便利な機能ですので是非ご活用ください。Merchant CenterはまだGoogle日本への反映は未定のようですが、どちらも詳しく理解しておくと良いでしょう。私がサイトオーナーなら勉強して登録しておくと思います。