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11位以下に朗報?

Googleモバイル検索結果において、今までは2ページ目(≒11位以下)は「次へ」でページが切り替わるイメージでしたが、今後は「もっと見る」によって、スクロールが伸びるイメージに切り替わりました。もともとテストを行っていたのは確認できていましたが、今後は正式に切り替わるようです。

もっと見る

どうなった?

今までのモバイル検索結果画面において、2ページ目に進みたい場合は「次へ」ボタンを押すとページごと切り替わりましたが、今回の「もっと見る」ボタン機能によって、1ページ目に情報追加される形なだけで、同じページ内の移動で済むようになりました。

私たちは、モバイル検索結果において、簡単且つ素早く、より多くの情報を表示できるように新しく「もっと見る」ボタンに変更しました。従来は「次へ」というボタンで完全に新しいページとして表示しなおしていましたが、これからは既に表示されているものの下に追加される形で表示されます。

引用)@searchliaisonより意訳

これにより、確かに2ページ目(11位)以下が素早く表示されますし、そのまま1ページ目も2ページ目もシームレスに移動できるようになりました。

この「もっと見る」ボタン機能は、iOSやAndroidのGoogleアプリ、または、Chromeだけでない大部分のモバイルブラウザに実装されます。(リスティング)広告に関しては、「もっと見る」ボタンの上に設置され、「もっと見る」ボタンをタップしてすぐ下に表示されるのは一般検索の続きとなります。

引用)@searchliaisonより意訳

11位以下に朗報とは…

(特にTransactional Queryにおいてそうですが)検索ユーザーは検索結果画面を軸に各サイトページを行ったり来たりして比較検討します。ですので、当然検索結果画面は使い勝手が重視されますが、1ページ以内に欲しい情報やサービスが無いと、諦めて別クエリで検索し直す傾向もあります。そうなると11位以下のサイトページとしては接触機会を失うわけですね。もちろん別クエリで接触機会があれば良いのですが。

しかし、この「もっと見る」ボタンによって気軽に(従来の)1ページ目と2ページ目を行き来できるため、検索ユーザーも積極的に11位以降にも目を通すようになるでしょう。ですので、私は11位以下にとっては嬉しい機能なのではないかと推測しています。

ちなみに

同時にちょっと気になるのはGoogle Search Consoleにおける表示回数。これはもともとページ単位での表示回数となっており、1位でも10位でも同じ数の表示回数でした。逆に言えば、スクロールして実際に表示されていなくても、該当ページが開けば表示回数としてカウントされていました。

このリンクが指すURLの表示回数は、ユーザーがこの検索結果を含むページを開いたときに記録されます(スクロールして検索結果を表示しなくてもカウントされます)。

引用)Search Consoleヘルプ

これに関しまして、「もっと見る」機能になっても同じ概念でカウントされるのでしょうか…。同じ概念だとしたら、今後11位以下の表示回数が増えることで、嬉しい機能になったことが検証できるのですが…。もしバグが生じてしまったら分かりませんよね…。ちょっとこの辺も注視していきたいと思います。

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