Search ConsoleでAMPページのエラーを確認(デバッグ)できるようになりました。米国現地時間の7月12日にAMP開発ブログで発表していますので、和訳してご紹介します。
どういうこと?
Search Console内の[ウェブに関する主な指標]部分から各URLを確認する箇所で、直接PageSpeed Insightsに進める仕様になっています。その部分がAMPページの場合はAMPページエクスペリエンスガイドに進める仕様になっています。
Search Console now directs developers debugging AMP page experience issues to the AMP Page Experience Guide! Read more https://blog.amp.dev/2021/07/12/debug-amp-performance-from-search-console/
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Google Search Central(@googlesearchc) 2021年7月14日
引用)@googlesearchcより和訳
「AMPページならPageSpeed Insightsに直接飛ばすより、AMPページエクスペリエンスガイドに飛ばした方が使えるでしょ」ということだと思います。以下Googleからの発表内容です。
Search ConsoleからAMPのパフォーマンスをデバッグする
本日よりSearch Consoleは、AMPページのエラーをデバッグする際に、AMPページエクスペリエンスガイドに誘導するよう仕様が変わりました。
ページエクスペリエンスシグナルの導入に伴い、世界中のAMPプロジェクトのメンバーは、サイトオーナーが作成したAMPページのページエクスペリエンスがより良くなるようベストを尽くしています。しかし、他の多くのフレームワークと同様に、AMPはWeb開発で推奨されるすべてのベストプラクティスを実装することはできていません。AMPページで可能な限り優れたユーザー体験を得るために、AMPページエクスペリエンスガイドにある追加の推奨事項を含め、サイトオーナーの皆様にはご対応いただけるようお願いします。
昨年の発表以来、GoogleはAMPページエクスペリエンスガイドに実用的なフィードバックを反映し、より有用なものに改良してきました。これは、AMPを使用した様々なWebサイトのパフォーマンスを分析した結果から得られたものです。例えば、最新のガイドでは、LCPとCLSの最適化に役立つカスタムフォントをロードする際の推奨事項をご紹介しています。
そして本日、Search ConsoleでAMPページのエラーをデバッグする際、AMPページエクスペリエンスガイドに直接進めるようになったことをお伝えします。
この新機能により、Search Consoleで報告されたパフォーマンスに関わるエラーに対処することが今までよりも容易になります。
改めて、AMP開発コミュニティの皆様からのフィードバックに感謝をお伝えします。いつものことながら、何か問題や機能へのご要望があれば、特にAMPページエクスペリエンスガイドに関連するものであれば、是非お知らせください。
引用)The AMP Blogより和訳
使い方の導線強化
普通のページの場合、Search Consoleでエクスペリエンスに関わるWebページを見たらすぐそのままPageSpeed Insightsで確認できるという(いちいち新しいタブを開いて検索したりブクマから飛ぶなんてことをしなくて済む)状況でした。それのAMPページバージョンみたいなものですね。エラーを発見するのに手早く確認できます。
AMPページ利用者にはありがたい機能なのではないでしょうか。