Googleは米国現地時間12月12日、Search Central BlogにてSearch Consoleにおける[検索パフォーマンス]項目において、直近のみ24時間単位での閲覧もできるようになったと発表しました。正直そこまで…なのですが、毎日確認して、自分でアーカイブ化するようにしていけば、時間単位でのクリックを統計で分析していくこともできるようになりますので、そういう意味では深掘りできるようになったと言えますね。
🕑 A new '24 hours' view with hourly data is coming to the performance reports in Search Console! Learn how the new view can help you stay on top of your site's most recent performance on Google Search https://t.co/wMvf18UxHK pic.twitter.com/jArCS0jVY5
— Google Search Central (@googlesearchc) December 12, 2024
引用)@googlesearchcより和訳
Googleからの発表内容
まずはSearch Central Blogの内容を和訳してご紹介します。
Search Consoleで直近のパフォーマンスデータを表示する方法が改善
コンテンツの直近のパフォーマンスをより適切に確認できるように、Search Consoleの[パフォーマンスレポート]に[24時間]ビューを導入し、鮮度良くデータを閲覧できるようにしました。これらの変更は今後数ヶ月かけて徐々に全プロパティに展開されますので、すぐに変更が反映されない可能性もあります。
[24時間]ビュー
新しいビューには過去24時間のデータが閲覧できるようになっており、直近数時間のタイムラグで表示されます。このビューを使用すると、例えば次のような情報をより簡単に確認することができます。
- 直近の期間におけるページとクエリのパフォーマンス
- 直近で公開したコンテンツのパフォーマンス
- 過去24時間以内にユーザーをコンテンツに誘導した検索クエリは何か
他のパフォーマンスレポートビューと同様に、新しいビューでは、クリック数、表示回数、平均 CTR、平均順位を確認し、様々な軸(クエリ、ページ、国等)ごとに分類することができます。
[24時間]ビューには、時間単位で推移グラフが表示されます。これは、検索結果、Discover、Googleニュースの3つのパフォーマンスレポート全てで利用可能です。極力早くデータを表示するために、Search Consoleでは、データ地点においてデータの収集が完了していなくても、データ地点に関する数値が取り急ぎ表示されます。UIでは、その部分が点線で示されます。
このビューのデータはローカルタイムゾーンで表示され、どこにいても過去24時間のデータが表示されます。Search Consoleはブラウザで設定された時間に合わせてタイムゾーンのデータを表示します。基となるデータは常に同じです。
試してみるには、パフォーマンスレポートを開いて[24時間]ビューをクリックしてください。
データの鮮度の向上
今年、Search Consoleはパフォーマンスデータの鮮度の向上に取り組んできましたが、今回のリリースはその大きな成果となっています。全体的に平均のデータ取得のタイムラグは約半分まで短縮されました。
この新しいビューと改善されたデータ鮮度によって、最近公開したコンテンツをより適切かつ明確に確認し、必要に応じてタイムリーな対応を行えるようになると願っています。この新しいビューが皆様にとってどれくらい役立ったかについてのご意見や、さらに改善するためのご提案をお待ちしております。フィードバック、ご質問、コメントがございましたら、LinkedInでお問い合わせいただくか、 Google Search Central コミュニティにご投稿ください。
引用)Search Central Blogより和訳
実際に私が閲覧できるSearch Consoleでは[24時間]の項目が追加されていました。[24時間]ビューでは、直近の27時間前~3時間前までのデータが表示されており、直近の8時間前までのデータが正確に閲覧できます。直近の7時間前から3時間前までは一応データが表示されていますが、[データの収集中]という表示がされており、先細りした数字になっており、まだ集計が済んでいないことが分かります。
直近のデータが欲しい人にも時間帯別のデータが欲しい人にも
今回の仕様によって直近のデータが手に入るため、公開直後のインデックスの様子や時間帯別の推移が分かるようになります。しかし、時間帯別に見たい場合は常にSearch Consoleに張り付いて監視していなければならないので、時間帯別推移を確認できる期間をもう少し延ばしたり、時間帯別のパフォーマンスレポートが閲覧できるようになったりすれば良いな、と思います。
まぁ、とりあえず直近のデータをいち早く見たい人や直近の時間帯別データが欲しい人にはちょっと嬉しい機能ですね。