Google Analyticsのホーム画面(データ概要を紹介するログイン後トップページ)を刷新したとGoogleが発表しました。4月27日以降、徐々にロールアウトしているようですが、もうほとんどのAnalytics画面では刷新されたのではないでしょうか。
ホーム画面がどう変わったか?
従来のホーム画面では、流入セッションの折れ線グラフが大きく表示され、伴うセッション数やPV数、新規ユーザー割合等が表示されていました。
新しいホーム画面は従来の要素を踏襲しつつ、今のユーザー滞在状況、曜日内時間帯別グラフ、流入チャネルグラフ、ユーザーのアクティブ状況、人気ページ、コンバージョンサマリー等が表示されています。
Analyticsにログインして、すぐに各ページに推移される方には大きな変化はないように思えますが、ざっくり全体を見てから各項目詳細を確認する管理者にとっては、バランス良く把握できるようになったのではないでしょうか。私個人的な意見としまして、ホーム画面内の各項目毎に見るとグラフ表示で見やすくはなっているのですが、全体的な直観性に欠ける印象を受けました。
- Googleアナリティクスの厳選されたレポート(リアルタイム データレポートなど)の中から一部の情報が抽出され、シンプルで使いやすいオプションとともに表示されます。
- どの情報にも、データ分析に役立つ質問が先行して表示されます。たとえば「ユーザーが訪れる時間帯はいつですか?」や「ユーザーの参照元はどこですか?」といった質問が表示されます。
- 情報を掘り下げて分析する場合は、詳細を確認するデータポイントにカーソルを合わせるか、各カードに表示されたリンクから関連するレポートに移動して詳細を確認します。
- [ホーム]ページは、お客様ご自身の設定に基づいて構成されます。たとえば[目標]や[eコマース]を設定されている場合、[ホーム]ページの内容はそれを反映したものに変わります。
新機能「発見」
さらに、左カラムのメニューに「発見」という項目が出来ました。
「発見」というのはその名の通り、他のGoogleサービスを発見できる機能です。各サービス紹介のダッシュボードみたいなものです。Google Optimizeや、Google Analyticsのモバイルアプリ、無料のオンライン教材であるアナリティクス アカデミー等へリンク紹介してくれています。
ちなみに以下のように、さらに新しい機能を発表するとのことですので、要チェックです。
今後に期待
恐らくGoogle Analyticsは今後も少しずつ進化していくと予測しています。モバイルファーストインデックスになることで、見方も機能も変化・追加されてくるのではないでしょうか。今のうちに新しいGoogle Analyticsに慣れておくことをオススメします。