米X社(Twitter社)は米国現地時間7月23日、Twitterの名称も「X(エックス)」に変更し、SNS内アイコンやロゴもXになりました。同月29日にはiOSアプリもアップデートされ、いよいよXという名前に完全変更しました。情報としては遅いですが今後のための備忘録も含め、物理的に何が変わったかについて一応ご紹介しておこうと思います。
何が変わったの?
もともと、(旧)TwitterをオーナーであるElon Musk氏はX Holdingsのグループ傘下として運営しており、またXという単語に並々ならぬ意志を持っていることもあり、TwitterをXという名前に変更したのだと思います。そして、(ある程度私の推察も入っていますが)Xは全てのSNSや人類を司る個人情報ファイルとして展開すべく、その人類最大のプラットホームとしてXはふさわしい名前だと考えているのだと思います。私の推察が無くても、個人情報やカード情報入力の決済ツール等を全て統合した基盤プラットフォームにしようとしていることは安易に想像できます。
マスク氏はその後も自身の設立した宇宙開発企業に「SpaceX」と名付けるなどしています。多種多様な分野で事業を展開するマスク氏にとって、「X」という呼称はそれらを集約するための旗印であることがうかがえます。
実際に私たちが利用するTwitterにおいて変わったのは以下です。
- ファビコン、titleタグ、アプリ名が変更
- UI内のロゴ(アイコン)が変更
- 「ツイート」→「Posts」へ名称変更
- 「リツイート」→「Reposts」へ名称変更
ちなみに、URLはtwitter.comのままです。しかし、Musk氏が保有するx.comを入力するとtwitter.comにリダイレクトされる仕様になっていますので、x.comが正式な正規URLになるのも時間の問題かもしれません。
And soon we shall bid adieu to the twitter brand and, gradually, all the birds
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
— Elon Musk (@elonmusk) July 23, 2023
どうなる?X
Musk氏による様々な施策(レイオフやXの一部機能の終了&有料化、名称変更等)についていけないユーザーはThreadsをしてみたり、愚痴をツイート(投稿)してみたり、色々表面化しました。しかし結局Xを引き続き利用しているようで、私の肌感でもXから離れたユーザーはほとんどいません。結局はMusk氏の思惑通りに推移していますね。まぁ、Musk氏のことをあまり良く思っていない人でもX(旧Twitter)が好きな人は多いですし、私たちはSNSを通して人を楽しんでいるので最終的に何も変わらないのかもしれません。
とはいえ、Xのマネタイズはずっと以前から課題視されていましたので、これからもドラスティックな変更は続くと思います。どうにもならないなら、私はそれを楽しめるユーザーでありたいと思っています。
というわけで、今後の動向には要注目ですね!