日本時間1月11日、TwitterでついにBlueサービスが開始しました。アカウント右横に表示される公式マークを買えるやつです。他にもツイートの編集機能や長尺動画等がサービス機能としてありますが、何より今回料金体系が話題になっていますので、こちらでもご紹介したいと思います。
Twitter Blueのサービス内容
今回のTwitter Blueに申し込むと以下の主要なサービスを受けられます。
- 認証バッジ:アカウント横に表示される青いチェックマーク
- ツイート編集機能:ツイート後30分以内であれば最大5回編集できる機能。編集履歴は表示される。
- 長尺動画:ウェブ版では最大で長さが60分、ファイルサイズが2GBまでの動画(1080p)が投稿可能。
詳細は以下、ImpressWatchから転載し以下にご紹介します。
Twitter Blueの主な機能
- ブックマークフォルダ
ブックマークに追加したツイートを、後で簡単に見つけられるように、フォルダに分けて整理できる。Twitter Blueでは、常に非公開となるブックマークやブックマークフォルダを無制限に作成できる - カスタムアプリアイコン
スマートフォンでのTwitterアプリアイコンの表示のされ方を、カスタムアプリアイコンで変更できる - テーマ
Twitter Blueテーマで、Twitterアプリの配色を選べる - カスタムナビゲーション
ナビゲーションバーに表示される項目を選択し、お気に入りのコンテンツやTwitter機能にすぐアクセスできるようにできる。アプリ画面下部のナビゲーションバーに表示される項目を、2つから6つの範囲で選択でき、必要に応じて初期状態に戻せる - 話題の記事
フォロー中のアカウントやフォロワーの間で最も多く共有されている記事のショートカットとして機能 - リーダー
長いスレッドを読みやすい表示に変換できる。リーダーは、スレッドのコンテンツのみをわかりやすく表示することを目的とし、スレッドの最上部にあるリーダーアイコンをタップすると、リーダー機能がオンになる。リーダー機能の画面では、テキストサイズを変更できる - ツイートの取り消し
送信後のツイートを、Twitterの他のアカウントに公開される前に取り消せる。ツイートを編集するためのものではなく、公開される前のツイートを、見直して修正するためのもの - 会話での優先順位付け
ツイートの会話においてTwitter Blueサブスクライバーの返信が優先的に表示される - 長尺の動画アップロード
最大で長さが60分まで、ファイルサイズが2GBまでの動画(1080p)をアップロードできる(ウェブのみ)
引用)ImpressWatch
今後は、Twitter Blueユーザーへの広告表示が半減される等の機能も実装予定のようです。
Apple税が話題
さて、今回のTwitter Blueサービスですが、日本価格はサブスク制の月額980円とのことです。これはウェブ版での決済処理を行う際の費用でして、iOSアプリでの決済の場合は、なんと月額1,380円とのことです。400円の差は“AppleIDを使用した決済かどうか”の違いです。つまりこれが巷でApple税と言われておりまして…Apple社の中間マージン代というわけですね。「ボリすぎやろ」「Apple税が高すぎる」等の声も上がっているようです。
実際には、iPhoneでもSafari等のブラウザからウェブ版のTwitterを通して登録&支払いを行えば月額980円で済むようで、単純にAppleIDを使う決済(つまりiOSアプリ)を使用すると月額1,380円になるとのことです。YouTube等もそうですが、間に入るプラットフォームの中間マージンが一般認知されてくると、色々ビジネスしづらくなるでしょうし…今回のTwitterのサービスを通して諸々のサービスがグローバルで見直されるかもしれませんね。ちなみに米国等の海外でも同様の料金差分は生じているとのことです。
Twitter Blueに登録する?
先日、仕事でお付き合いのあるTwitterコンサルタントの方にTwitter Blueについて尋ねてみました。「Twitter Blueへの登録は有りか無しか」についてです。すると面白い回答をいただきました。「諸々のサービス機能の有用性よりも、認証バッジ付与によるアカウントの“やる気”をアピールできるのは非常に有効」とのことでした。「認証バッジを通してTwitter Blueのサービスを受けているということは、そのアカウントに本気で取り組んでいるから“有益かもしれない、信用できるかもしれない”という潜在フォロワーの解釈に繋がり、エンゲージメントを作りやすい」という主旨でした。
なるほど、二次効果か…と思いました。特にB2B領域やビジネス関連で繋がりたい人にとって発揮する考え方だな、と。ですので、私も前向きにTwitter Blueを検討中です。
皆様はTwitter Blue、申し込みますか?