Twitterのタイムラインのトップに自動再生動画広告が配信されるようになります。まずは米国からスタートですので日本への導入時期は未定ですが、株価低迷中のTwitterにとってこのタイミングでの発表は復調の足掛かりとなるのでしょうか。
どういう内容か
今回発表したTwitterの「ファースト・ビュー」は、ユーザーがTwitterを開いた時、一番初めに見るタイムライン画面内スペースを24時間配信・確保できる動画広告商品です。これまでの「スクロールされなければ表示できない」広告とは違い、確実にユーザーの目に留まるという利点があります。表示対象はTwitterのWeb上(デスクトップ)やアプリ(スマホ)に対応します。
参考:Introducing First View|Twitter(英文)
Twitterが「ファースト・ビュー広告」を発表|TechCrunch
Twitterが新しい動画広告「ファースト・ビュー」を発表|DIGIDAY
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注目すべきは…
私は広告代理業を行っているわけではございませんので、営業販促的な切り口で注目はしていません。それよりも、広告としての期待効果とそれによる株価に注目しています(笑)。
まぁ、株価は置いておきまして…。タイムライン上で一番に目に飛び込んでくるといっても、すぐにスクロールを始めるユーザーにとってその効果は未知数ですね。広告主側からすると、実際どこまで第一印象で引っ張ってくるかがカギになりそうです。
アイキャッチ感のある動画が勝負になると予測しますが、まずはYouTubeの動画広告のように、CMの流用から始まるのでしょうか。しばらくは注視しておきたいところでございます。