Facebookでは米国現地時間11月4日にアプリケーションとしてのFacebookとは別に、企業ロゴと社名を大文字にすることを発表しました。製品群と企業ロゴを“音”ではなく“形”で分けるみたいですね。
色がグラデーションシフトするイメージになるようで、近いうちに様々な局面で変更されていくとのことです。
FACEBOOKへ
Facebookには、Facebook、Messenger、Instagram、WhatsApp、Oculus、Workplace、Portal、Calibra等のアプリケーションや製品があります。だいぶ多岐に渡るようになりました。それを取りまとめるのがひとつのアプリケーションと同じ表記のFacebookだと少しややこしいのかもしれませんね。ですが、一方で“Facebook”という名前にはこだわりがあり、結果的に大文字にしたのだと思われます。
また、各サービスには下絵のようにクレジット表記にも“FACEBOOK”が使用されるようになるそうです。
Facebookとしては、従来からあったInstagramやWhatsAppを買収し、その売上を拡大していったのはFacebook社としての功績であり、決して本来のアプリケーションのポテンシャルだけではないことを強調したかったようです。だからこそ、Facebookの名前にこだわり、今後より一層企業ブランディングに注力していく表れかと推察されます。
その一方で
こうした企業ブランドの一新をする一方で、未だ不正アクセスや情報流出等の悪い話は絶えません。
- Facebook、開発者によるユーザーデータへの不適切なアクセスが判明 – CNET Japan
- カリフォルニア州が調査への協力不十分としてFacebookを提訴 – TechCrunch Japan
私個人としては、今までの正の財産も負の遺産も含め、企業名を一切合切変えちゃっても良かったのではないかと思いますが…世界的な一流企業なので色々あるのでしょう(笑)。実際には特に何が変わるわけではありませんが、今後、企業として紹介する時は“FACEBOOK”、SNSアプリを紹介する時は“Facebook”として記載するように気を付けます。