Facebookでは、米国時間8月6日にビジネスページのデザインをアップデートしたと発表しました。ビジネスページ側からすると、よりコンバージョンボタンが明確化し、コンテンツが分かりやすいUIになった印象です。
アップデート内容
ローカルビジネス向けにビジネスページを活用する術はFacebookも啓蒙してきましたが、いよいよFacebook内でのB2Cコミュニケーションも活性化してきており、Facebook側でもインタラクティブ性の向上を目指すようにしています。そこで今回、ビジネスページにアップデートをかけることで、飲食店やサロン等の予約機能の他、最新の写真やコンテンツ、イベント情報等が確認しやすくなりました。
- ページのアップデート:ビジネスページのアップデートにより、利用者の皆様とビジネスに携わる人々の交流をより促し、最も必要な情報を見つけやすくします。例えば、レストランやサロンの予約が可能になり、さらにお店の最新の写真、イベント情報、提供品の確認をすることもできます。また、ビジネスがページに投稿したストーリーの閲覧もでき、ビジネスに携わる人々を知るきっかけにもなります。
- コミュニティからのおすすめ情報:利用者の皆様は、ローカルコミュニティで何をすべきか、どこで食事や買い物をすべきか、といった情報を知る上でおすすめ機能を利用します。今後ページ内のおすすめ機能をよりわかりやすくします。
- イベント機能によるつながり:毎月7億人がFacebookのイベント機能を利用して、自分の近くのローカルコミュニティで行われる出来事を発見しています。この数は、イベントを介して地元の農場と顧客を対面でつなぐ、ローカルの農業非営利団体、CUESAのような組織も含まれます。イベントのチケットもFacebookのイベントページから購入でき、Facebook上で直接チケットを販売することで2倍の売上を記録した事業主もいます。
さらに年内中に、職探し機能も提供開始予定とのことです。
- 雇用創出のサポート:新規雇用の60%以上はローカルビジネスから創出されています。Facebookは人々の仕事探しや、ローカルビジネスの人材採用をサポートすべく、今年、求人応募ツールを世界中で提供開始します。
どうなの?Facebook
昨今の様々な落ち度や世論を考えると、イマイチ活気が無いような印象のFacebookでしたが、業績自体は悪くなく、また一方でFacebookとInstagramに使いすぎ防止機能が追加されるようになったりしています。
色々あっても、Facebookには一定の利用者が多く存在しており、趣味や嗜好性で繋がっているコミュニティの多くは引き続き活発化しています。そんな中での今回のアップデート――一般ユーザーにとってはマイナーチェンジ程度の印象かもしれませんが、ビジネスページやローカルビジネスに注力している企業や店舗にとっては大きな変更となるのではないでしょうか。
・・・ちなみに私はインスタ派ですので、Facebookには全くアクティブではありません(笑)。