Twitterにおいて、昨年のテスト期間を経て今年の2月4日より少しずつ一部ユーザーに導入されてきた「自分向きではない」ボタン機能。最初はWeb版のみでしたが、その後徐々にiOS版やAndroid版での導入も始まってきています。最近ではこの「自分向きではない」ボタン機能が大部分のユーザーに浸透してきたようですので、このブログでもご紹介したいと思います。
We learned a lot about the types of replies you don't find relevant and we're expanding this test –– more of you on web and soon iOS and Android will have the option to use reply downvoting.
Downvotes aren’t public, but they'll help inform us of the content people want to see. https://t.co/g8LcTpQqDv pic.twitter.com/wm5MmdR4Xh
— Twitter Support (@TwitterSupport) February 3, 2022
「自分向きではない」となった結果が公開されるものではありませんが、皆様が本当に目にしたいものをTwitterが提供できるよう活用させていただきます。
引用)@TwitterSupportより和訳
どういう内容?
Twitterからの発表は英文なので英文表記では「Downvotes」という言い方がされていますが、日本語版の案内では「自分向きではない」という言い方がされています。この「自分向きではない」機能が導入されたアカウントには下記の説明書きが表示されます。
会話と関係のない返信を見つけた場合は、「自分向きではない」と評価することによりお知らせください。
「自分向きではない」は非公開
投票は公開されず、ツイートの作成者やタイムラインの他のユーザーには共有されません。
Twitterがより快適になる
いただいたフィードバックは、より関連性の高い内容をTwitterのすべてのユーザーに表示されるために活用されます。
つまり、自分や誰かのツイートのリプライの内容が不快に感じたり、自分にとっては意味を成さない内容だったりした場合、「自分向きではない」ボタンをタップ(クリック)することで、Twitterにフィードバック信号を送れる、という機能です。これによって今後、Twitterがコンプライアンスや技術に活用していくというのが目的ですね。
実際にはリプのところに「↓(下矢印)」アイコンが出て、これをタップするとオレンジ色に変わります。間違ってタップしてしまった場合はもう一度タップすれば元に戻ります。
特に変化なし!?
まぁ、今回のTwitterの機能は、YouTube等の低評価ボタンと似たようなものですが、あくまでも「自分向きではない」という(好みに合わせるようなオブラートに包んだ言い方の)嗜好性に依存していることと、このボタンをタップしたことはTwitter側以外誰も知り得ない、ということですね。Twitter社がツイートの健全性を研究していくうえで、どういうツイートに対するどういうリプの傾向が一般的に好まれないか、を知ることが目的のようです。
一般利用に関しては気にする必要はありませんが、あまりにも目に余るようでしたらタップしておくことをオススメします。