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Facebook:ビジネスのグローバル支援

Facebookで米国現地時間11月14日に、中小企業のグローバル展開を支援するソリューションのアップデートを行ったとアナウンスがありましたのでご紹介させていただきます。

グローバル

ビジネスアカウントのグローバル化

世界で約21億人いるFacebook利用者のうち、16億人以上がビジネスアカウントをフォローしており、さらに12億人は国外の中小企業アカウントをフォローしているようです。さらに、Facebookの広告主は全世界で600万以上あるそうですが、大半は中小企業とのことです。そこで、ビジネスアカウントが国境を越えてプロモーションしやすいよう、Facebookではグローバル展開サポートをアップデートしたというわけです。

今回の発表に関するアップデートは以下のとおりです。

  • ダイナミック言語最適化:ビジネスは1つの広告内で、複数の言語を選ぶことができ、利用者に合った適切な言語を表示します。
  • 複数国類似オーディエンス:これまで国際類似オーディエンスにおけるエリア設定の対象国は1ヵ国のみでしたが、今回のアップデートにより複数国を対象にターゲット設定することが可能となります。
  • マルチシティターゲット:企業は人口に基づく詳細ターゲット設定オプションを利用できます。人口の指定に基づいた世界中の都市を自動で選択し、適切な利用者への広告配信ができます。
  • グローバル展開ビジネスインサイトファインダーこれまでのFacebook、Instagram、Audience Networkキャンペーンに基づいた国ごとのインサイトを比較し、企業は成長する機会を見つけ出すことができます。

引用)Facebookニュースルーム

要は、国や言語を跨いでFacebook広告を配信する際、今までは複数回に分けて広告を管理しなければならなかったのが、今日からは一度の広告管理で配信できるようになるということです。グローバルに広告配信する中小企業のビジネスアカウントがそんなにあるなんて私には考えられませんが(そんなことをするのが本当に中小企業なのかと疑問に思いますが)、日本国内で考えられる中小企業と世界的視野で捉えた中小企業ではイメージが違うのかもしれませんね。

また、フェイスブック ジャパンでは、Googleのデジタルワークショップ同様、オンライン教育プログラム「Blueprint」をeラーニングとして継続実施しています。

Blueprintは2015年に提供を開始した、デジタル広告のエキスパート向け認定資格プログラムです。提供開始以来、200万人の利用者がFacebook、Instagram、Messenger、Audience Networkにおける、効果的なマーケティングの方法を学び、100万以上の中小企業がBlueprint eラーニングを通して、さらなる企業の成長を遂げています。

引用)Facebookニュースルーム

2020年に向けて

従来であれば、国内向けサービス展開をしている事業者にとってはスルーしてしまいがちな内容です。しかし、東京オリンピックを見据えた海外市場への種まきを考えるなら注目すべき内容かもしれませんね。

私もFacebook広告は個人的にも気軽に活用しますが、目的によってはかなり効果を発揮してくれます。最終的な成約を成功指標とせず、そのためのエンゲージメント確保として指標立てが出来るなら、Facebook広告はかなり役立つと思います。是非、Blueprintで学習しながらFacebook広告をお試しください。

・・・ちなみに私はFacebookの回し者ではありません(笑)。

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