ステータスコード「451」の登場

中国やロシア等がWebサイトの検閲が厳しいことは有名ですが、IS等の宗教的事件にかかわる問題や国際的な犯罪にかかわる問題等が数多くあるため、インターネットの特定WEBサイトページの閲覧についていよいよ新しいステータスコードが具体的に働きました。「新しいHTTPステータスコード「451」が承認される–検閲による閲覧禁止示す – C-NET Japan」という内容です。健全なインターネットサーフィン生活を送っていれば出会うこともないとは思いますが、一応知っておいて損はないかと思いますので、ここで紹介させていただきます。

通行止め

ステータスコードに追加

HTTPのステータスコード」でも一部ご紹介しておりますが、数多くあるステータスコードの中で400番台のエラーはクライアントエラーのことでして、クライアントリクエストに対する(認証の失敗等で)問題が検出されたというシリーズです。今回、その400番台の中に451エラーというのが追加されました。要は政府の検閲によって閲覧禁止となったページのステータスコードです。

インターネット技術の標準化を策定する団体Internet Engineering Task Force(IETF)は、「法的理由でページにアクセスできなくなっている」ということを示す「451エラー」を文書で公表しました。文書を担当したmnot氏のブログによると、すでに451エラーは有効化されており、利用可能な状態になっています。
451エラーを提案したのはオープンテキストの共同設立者であるTim Bray氏で、「451」のナンバーはレイ・ブラッドベリの「華氏451度」に由来しています。類似するコードとして「アクセス権がない」ということを表示する「403エラー」がありますが、「どんな理由でアクセスが禁止されているか」までは表示されません。Bray氏を含む多くの人がオンライン上で検閲が行われている事実を強調する重要性を主張していたことから、「451エラー」が正式に採用されたとのことです。
引用元)GIGAZINE

 

国によって対応は様々?

一部の政府は451エラーの使用を却下する可能性もありますが、それは市民に対して「我々は国民を監視している」というメッセージを送ることと同じ意味を持つため、同様に有効であると言えるわけです。
引用元)GIGAZINE

 
とある通り、政府によっては451エラーの採用に関してはまちまちの対応になりそうです。日本のIPやサイトではどうするのでしょうか。とりあえず、海外サイトや海外IPを利用するユーザーにとっては一応知っておいても良い情報かもしれませんね。

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