Googleは米国現地時間11月14日、生成AIであるGeminiのiOS版アプリ(「Gemini Live」)をリリースしたことを発表しました。iPhoneユーザーである私も早速ダウンロードして使ってみましたが…なかなか使い心地が良いです。
Googleからの発表内容
今回Googleが発表しているiOSのGeminiアプリ(「Gemini Live」)で使える機能についてご紹介します。
iPhoneを使ってGemini Liveで自由に会話を楽しみましょう:iPhoneユーザーは、Geminiと音声モードで会話できるようになります。会話を中断して質問したり、話題を変えたりすることもできます。これは、今後の面接の練習をしたり、新しい街でまず何をすべきかについてアドバイスを求めたり、ブレインストーミングをして独創的なアイデアを練ったりしたいときに最適です。10種類の異なる声から選択して、Geminiの声をカスタマイズできます。iPhoneのGemini Liveは現在
10を超える言語で利用でき、近々さらに増える予定です。
引用)The Keywordより一部和訳
Geminiで賢く勉強:Geminiを使って簡単に学習でき、あらゆる科目について質問したり、カスタマイズされた学習プランを取得したりすることができます。また、Geminiは学習スタイルに合わせた段階的カスタム案内もでき、実際にクイズで知識をテストすることもできます。たとえば、複雑な図を添付して、Geminiにクイズを出してもらうこともできます。
引用)The Keywordより一部和訳
Geminiを使って魅力的な画像を生成:これまでで最も高品質な画像生成モデルであるImagen 3を使うことで、テキストの説明を魅力的なAI生成画像にすばやく変換できます。友達のグループチャットで共有するのに最適な画像を探している場合でも、クリエイティブなプロジェクトにユニークなビジュアルが必要な場合でも、Imagen 3の強化された写実技術と精度により、銀河をテーマにしたアーモンド型のネイルのように、信じられないほどのディテールと鮮やかさでアイデアを実現します。
引用)The Keywordより一部和訳
Geminiでお気に入りのアプリにアクセス:GeminiはGoogleのお気に入りのアプリとシームレスに接続できます。拡張機能を使用すればGeminiでは、YouTube、Googleマップ、Gmail、カレンダーなど、毎日使用するGoogleアプリから関連情報を検索して表示できます。しかも、すべて1つの会話内で行えます。
引用)The Keywordより一部和訳
実際に「○○のYouTubeチャンネルを開いて」と言うと、その中の再生リストをいくつか挙げてくれたりして、そのままワンタップでチャンネル動画に進めたりします。Gemini Liveは文字を打ち込むよりマイクで音声で伝えて使用したほうが面白いですね。画像制作の依頼等も口頭で伝えられるので楽しいです。
会話型検索の未来へ
今回、このGemini Liveを使ってみて思うのは「ついにGoogleが目指していた会話型検索の実現に辿り着いた」ということ。まだまだ聞き取りや回答等、歪でたどたどしく、まどろっこしい部分があります。でも、今後のデバイス自体の強化やユーザー側の設定ハードル、生成AIの躍進によって、それはより完成型に近づいていくのだと思います。
私も積極的にGemini Liveを使って、Geminiを生活に取り入れて日常化できるようにしていきたいと思います(そこまでしないとビジネスへの派生は難しいと思いますし)。