Amazonがプライム会員向けに生鮮食品を宅配する「Amazonフレッシュ」サービスを開始しました。まずは東京都の6区が配送対象地域だそうで、私が住んでいるところも対象でしたので、使用感含めてレポートしたいと思います。
Amazonフレッシュって
改めてご紹介しますと、Amazonプライム会員及びプライム無料体験中のユーザーが対象で、“今日の食卓に必要なものがまとめて届く”コンセプトのもと、最短4時間の配送をウリに、朝8時から深夜0時まで2時間枠で指定可能です。商品は新鮮野菜や食品、飲料、専門店グルメ、日用品・雑貨など様々。東京都の港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区(一部エリアは除く)が対象エリアとなっています。
思うことと実感したこと
“最短4時間の配送”を掲げていますが、そもそもヤマト運輸がAmazonの当日お急ぎ便サービスの受託から撤退する方針を打ち出したばかり。それでも生鮮食品の宅配サービスのために即配事業を続けていくのでしょうか…。
実際私がAmazonフレッシュを使ってみた結果、分かったこととしましては、最短4時間の配送対象商品は限られるということ。そして、商品を注文した時に配送日時を指定するのですが、追加で他の商品を購入した場合、それがたとえ生鮮食品でも、既に受注済みの次回の配達分で一緒に届けられるように設定されていることです。
つまり「必要なものをお得に注文、まとめてご自宅で受け取れます」というAmazonの謳い文句通り、注文が五月雨式でもまとめて受け取ることがデフォルトになっているようです。
そもそもユーザーにとっては早く届くことがそこまでメリットに感じていないという調査結果もあったかと思いますが、Amazonフレッシュは即配をウリにするのではなく効率買いをウリにするのでしょう。私は、今後の商品点数拡大とまとめ買いによる値引き等のサービスも強化されていくのではないかと推察しています。
買ってみた
実際に利用してみました。今回私が購入したのはスライス生チョコレートと黒船のカステラです。特に欲しいものも無かったので、試しに適当に選んでみました。考えてみれば、どちら甘いものでした…(笑)。スライス生チョコレートって…どうして買ってしまったんでしょう…(笑)。ちなみに商品の都合上、到着日時は最短でも注文翌日の夕方以降ではないと指定できませんでした。恐らく商品単位で最短日時は異なるのでしょう。
商品は、あのダンボールではなく、なんと紙袋(笑)。シャレていますね。(無駄なコスト削減のためか)宛先のシールも無く、届け先のその場で宅配業者の方が紙袋に商品を詰めてくれます。
そして今なら、注文のお礼にプチギフトも付けてくれるようです。「これからもAmazonフレッシュをよろしくお願いいたします」と記載されています。まぁ、利用した印象としましては、商品にも購入方法にもムダがなく、なかなかスムーズで良い感じでした。
購入した商品の味は…もちろん美味しかったです(笑)。