2021年12月22日の記事で恐縮ですが、Googleが2021年を振り返って、12の機能を立ち上げた記事をThe Keywordで公開していましたので、その内容をご紹介します。SEOとかではなく、Google全製品群を対象としてピックアップしていますので、Googleにご興味がある方はご覧ください。
Googleによる12の新機能内容
2021年もGoogleがローンチした製品や機能は相当数あったようです。Googleとしては、あげたらキリがないので、目ぼしいものを無形、有形問わず12個ピックアップして振り返っています。Googleマニアの方には興味深いかもしれませんが…以下和訳してご紹介します。
2021年に発表され、そして愛された12の機能
2021年、皆さんにとってはどんな1年でしたでしょうか? 今年はたった365日だったとは思えないほど、たくさんの出来事がありました。Googleでは、Pixel 6とPixel 6 Proの発売、新しいNest Hub、Googleフォトの新機能など…全ての出来事を羅列しようとすれば延々と続くことでしょう。その代わり、見逃しているかもしれない2021年の12個の製品アップデートについてご紹介します。
- この夏、Googleでは一部の絵文字のデザインを一新し、より可愛いらしく、より的確で柔軟な意味を持つようにしました。また、ダークモードでも楽しめる絵文字も追加しました。
- 10月には、Pixel 6とPixel 6 Proの携帯電話向けの新機能として、企業やカスタマーサービスの番号に電話をかけたときに現在の待ち時間がどのくらいかを表示する「Wait Times」を発表しました。また、1週間の待ち時間予測も表示されるため、いつ電話をかけるか事前に想定しておくことができます。
- Fitbit Premiumには、次のワークアウトの準備がどの程度できているか、あるいは身体の回復を優先すべきかどうかを教えてくれる新しい「デイリーレディネススコア」という機能が追加されました。
- アクティビティゾーンを全員に! Nest CamとNest Doorbellの機能は、デバイスに注視してほしい特定のエリアを設定できるもので、以前はNest Awareのサブスクリプション登録がなければ利用できなかったものです。8月には、Nestの新カメラとドアベルの発売に伴い、それらのデバイスで追加料金なしで利用できるようになりました。
- Google TVは2020年に発売され、2021年にはGoogle TVでシム・リウ氏やタラジ・P・ヘンソン氏ら、お馴染みのスターと組んで、彼らのお気に入りの番組や映画(とお菓子)をシェアするシリーズ「Watch With Me」を開始しました。
- スマートホームは大きなメリットの反面、分かりにくくて時には混乱を招くこともあります。そこで、Googleアシスタントで動作する製品やシステムの種類を紹介するWebサイトであるGoogleスマートホームディレクトリを開設しました。また、カテゴリや価格で絞り込むことができ、製品レビューも掲載されています。
- 新しいFitbit Luxeはスタイリッシュですが、その見た目だけでなく、アクティブな心拍ゾーンやストレスマネジメントスコアなどの機能により、心身の健康を徹底管理することができます。
- 3月には「Sleep Sensing」を搭載した第2世代のNest Hubを発表しました。このオプション機能は、指定したスリープゾーンにいる人の動きや呼吸を分析し、ユーザーの睡眠の状態に関する情報や、より良い睡眠を得るためのヒントをカスタマイズして提供してくれるスグレモノです。
- Nest AudioやNest Hub Maxを含むデバイスにゲストモードが今年登場することで、Googleアシスタントへの質問やタイマーの使用、音楽の再生など、様々なやりとりが自分のアカウントに保存されてしまったり影響を与えてしまったりしていた現象がなくなりました。ゲストモードにするには「Hey Google, ゲストモードをオンにして」だけでOKです。
- Google Lensの翻訳フィルターがアップデートされ、テキストをハイライトしてコピーしたり、テキストを耳で聴いたり、検索したりして、特定のフレーズについて簡単に深い情報まで探れるようになりました。
- アクセシビリティに関わるアップデートは「Select-to-speak」のアップデートを含め、2021年の大きな焦点となりました。「Select-to-Speak」は、ユーザーがテキストを選択すると、様々な言語やアクセントで読み上げられるChromebookの機能でして、音声のスピードアップ、スローダウン、一時停止といったコントロール機能も追加されました。これは、特定のアクセントで読まれたコンテンツを聞きたい人や、失読症の人に特に便利です。
- Googleフォトでは、Real Toneを利用した自動補正機能を開始しました。この機能は、どんなデバイスを利用していても、撮影から時間が経過していても、あらゆる写真の色と照明を改善し、肌色をうまく再現することができます。
さて…2022年の始まりです!今年より少しでも時間が早く感じられるといいのですが…
引用)The Keywordより和訳
IoT系の強化
Google側がフューチャーした12の機能を読むと、スマートホームやGoogle Nestデバイス等のIoTに関するアップデートや近未来の生活を予想するような機能に注力していることが分かりますね。まぁ、この記事内では「Google検索のMUMが導入されました」といってもマニアックすぎますから、より多くの人のことを考えるとそういう内容になるのかもしれません。
個人的に嬉しかったのは、Googleアシスタントに関するデバイスにゲストモードが入ったことですかね。家族で1つを共有している場合は特にパーソナルな情報を質問しにくかったですからね(笑)。
皆さんは2021年、どんなGoogle機能が嬉しかったですか?
そして2022年にどんなGoogle機能を希望しますか?