昨年末頃から「まだか、まだか」と言われていたペンギン・アップデート。Googleの発表では2016年の1月~3月の間に…なんて言われましたが、本日Googleウェブマスター向け公式ブログで「リンクプログラムのネットワークに対策を行いました」という発表がございました。でもどうやらペンギン・アップデートではなく、飽くまで一部の業者によるリンクネットワークに対して手動処置を行ったものと推察されます。しかも日本で。
今回の内容は?
引用元)Googleウェブマスター向け公式ブログ
どうやらどこかの(SEO)業者が使用する外部リンクの傾向や特性、環境等から、それらと思われるものに対してリンク元サイトにもリンク先サイト(=購入していたサイト)にも手動対応(ペナルティ)を与えたようです。
警鐘を鳴らした?
引用元)Googleウェブマスター向け公式ブログ
ブラックハットを承知で、意図して外部リンク売買に関するリンクネットワークに手動措置を行うケースを今までは例としてきましたが、リンク元もリンク先も意図していないところで広告が直リンクになったりすることもあるから気をつけてください、ということも述べられています。
要はアフィリエイトプログラムとして提携したものの、<a>タグでのリンクがリダイレクト処理されているわけでも、rel=nofollowになっているわけでもなく、直接リンクされていたとか…しかも発注側は確認をしていなくても、受託側でこっそりそういうことをやっていたというケースもあるってことですね。ですので、SEO会社やSEO会社との取引だけに気を付けるべき話ではないぞってことですかね。きっと、手動対応を受けたサイト運営者からGoogleに対して「どういうこと!?」なんていうお粗末な問い合わせが多く来るのでしょう…(笑)。
まぁ、いずれにしても普通に運用していればこの記事も「ふーん」という対岸の火事的な解釈で済みそうですね。