最近、大手企業を名乗ったフィッシングメール(なりすまして個人情報を取得しようとしている)が多いようです。かなり巧妙で、しかもそれらしいことが記載されているので、皆様も充分にご注意ください。
フィッシングメール例
年明けの心の隙を狙ったなりすましメールが多いです。まずは以下のメールをご覧ください。
三井住友銀行を騙っており、「不正利用が行われた疑いがある」といって、ログインを促しています。発信元のアドレスを見れば分かりますが、ロゴや住所(URLはwww無のhttpバージョンになっている)は本物を悪用しています。私はそもそもこの銀行のサービスを利用していないのですぐに分かりましたが、利用者で発信元アドレスも見ない人であれば、リンク先からIDPASSを入力してしまいそうですよね。
続いて以下のメールです。
思いっきりAmazonですね(笑)。どうやら登録アカウントが更新できなかったようです。これも発信元アドレスや本文をよく読めば偽物だと理解できますが(カード情報が更新できず支払わなくて済むならラッキーですしw)、パッと見では見分けがつきません。ちなみにブロックされている画像を開こうとすれば、情報搾取の警告表示がされます。
これらはほんの一部ですが、誰でも利用しているようなサービスで急にこんなメールが来たら、(ログイン画面の巧妙さも後押しとなり)思わずログインしてしまいそうですよね。
本当に気を付けましょう
以前より、フィッシングやスパムが増加傾向にあった際は、私もこちらで警鐘を鳴らしていますが、年明けや休みボケ等、ちょっと気持ちが弛緩した時のフィッシング詐欺には充分お気をつけください。