• Twitter:タイムライン最適化へ

Twitter:タイムライン最適化へ

Twitterでのタイムラインに関しては、2016年2月から重要な新着ツイート順に表示されるようになっていました。しかし、今後はまた新着順の表示にも戻せる――つまり、どちらか選択できる仕様に変更していくとのことです。

Twitterが行く

どういうこと?

Twitter Japanによるツイート内容から理解するに、今までのタイムライン表示が重要性の高い(反応率の多い)新着順でした。そしてその表示規則が今までは最適だったと判断していました。しかし、最近のユーザーの声や動きから判断するに、単純な新着順の方が良いのではないかという判断も増してきたとのことです。

そこで、重要な新着ツイート順か、ただの新着ツイート順かを切り替えられる機能テストをロールアウトしていくとのことです。

ただ、そのテスト前に現在の「重要な新着ツイートをトップに表示」機能をアップデートしました(詳細はTwitterのタイムラインについてを参照)。これをオフにした場合は、今まで「最近のハイライト」という形でフォロー外の重要なツイート(人気ツイート)が表示されるケースもありましたが、今後はフォローアカウントのみの新着順に表示されるようになるとのことです。そして、前述のテストに関しましては、ここのオンオフ部分で重要なツイートと新着ツイートの切り替えが出来るように変更されていくとのことです。

タイムラインにおけるオンオフ機能

さらに表示のさせ方に新しい機能追加

そして、畳みかけるようにTwitter Japanから新しい機能紹介がありました。これは、タイムライン上に流れてくる特定のツイートに対して、表示回数を減らしたり、自分に関連性がないことを伝えたりできる機能です。これによってフォローアカウントの誰かが反応した投稿の表示が自分に全く関係ない場合、ある程度制限をかけられるようにできたりします。

タイムライン上の操作

さすがに表示回数を減らす量まで設定は出来ませんが、タイムライン表示がユーザー単位でコントローラブルになることは有難いですよね。

今回の機能改善の背景にあるもの

今回のこのTwitterによるタイムライン表示のカスタマイズは「人気投稿を見たいか新着投稿を見たいか」というマクロな潮流の解釈に焦点があると考えられます。事件や事故等、緊急を要する情報取得が良い例かもしれません。人気投稿の表示であれば、大多数が知り得ている情報を自分も知り得ることが出来ます。しかし、その後の状況変化があったことにはすぐに気付けないケースも多いでしょう。反面、新着投稿の表示であれば最新の状況を知ることは出来ますが、そもそもの大多数が知り得ている情報を逃してしまうケースもあります。

ですので、結局は個人の情報収集方法に依存してしまうわけです。であればTwitterとして、少しでも個人の情報収集方法の手助けが出来るよう、今回の機能追加を図ったということではないでしょうか。

何にせよ、拡張性が高まる機能が入ることは良いことですね。

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