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Instagram:アカウントを制限する

Instagramでは、米国現地時間2019年10月2日、不当ないじめ等が起きないようアカウントを制限させる機能を世界的に実装したと発表しました。これによって、嫌なコメントに関しては当事者以外を非表示にしたり、ダイレクトメッセージを受け取れないようになりました。

インスタ

どんな機能?

アカウントによっては辛辣なコメントが寄せられたりするケースがあると思います。でも、そのコメントは送った側と受け取った側だけでなく、第3者にも見えてしまうわけです。コメントの数や内容によっては、それを見た第3者に余計な勘繰りをさせたり、変に扇情させてしまうことだってあるでしょう。こうした、いわゆる「オンライン上のいじめ」を少しでも軽減すべく、今回Instagramでは新しい機能を世界中で一斉に導入しました。これをアカウントの「制限」機能と呼んでいます。制限機能には大きく以下があります。

  • 特定のコメントを自分とコメント投稿者以外には非表示にする機能。
  • 制限対象としたアカウントからのダイレクトメッセージは自動的にメッセージリクエストに振り分け。
  • いずれも通知は届かなくなるが、確認はできる。

アカウント制限手順

使用方法は以下の通りです。

  • 特定のアカウントを「制限」したいときは、コメントを左にスワイプします。または、[設定] の [プライバシー設定]や相手のプロフィールからでも直接設定が可能です
  • 「制限」機能を有効にすると、指定したアカウントが自分の投稿に対して追加するコメントはそのアカウントにのみ表示されるようになります
  • 「コメントを見る」をタップして制限したアカウントからのコメントを確認したり、承認して他の利用者に表示することができます。もちろんコメントを削除したり、承認せず無視したりすることも可能です。制限したアカウントからコメントがあっても、通知は届きません
  • 制限したアカウントからのダイレクトメッセージは自動的にメッセージリクエストに移動され、通知は届きません。メッセージを見たい場合は読むことができますが、既読になったことや自分がInstagram上でオンラインであることは相手に表示されません
  • 「制限を解除」した場合、その後のダイレクトメッセージは通常通り受け取れるようになります

引用)Facebookニュースルーム

もう少し期待したい機能

この「制限」機能自体は素晴らしいことかと思いますが、今回は第3者には分からないだけで、コメント投稿者やダイレクトメッセージ送信者からすれば「さすがにもう見ているだろう」という推察は出来てしまいますよね。ですので、コメントに関しては、受信されてから設定するのではなく、事前に特定のグループや非フォロワーに対して制限できるようになれば良いのになぁ、と思いました。アカウント単位ではなく一定のグループであれば逆恨みはされなくて済みそうですし…。それにしても、こうしたインタラクティブ性の強いサービスに関しては、副産物となるコミュニケーションが付きものですので、プラットフォーム側は終わりなき戦いになるのでしょうね。

ちなみに、本当にこうした悪のコミュニケーションに辟易している人。
私から言えるのは「ブログはいいよ~」ですね(笑)。

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