続・SNSへの法人アカウントを考える

前回、「SNSへの法人アカウントを考える」でTechCrunch Japanの記事を紹介しつつ、第3者メディアへの依存に警鐘を鳴らした私ですが、その後動きがあったようですので続報としてご紹介します。

桜

ふわふわ

Facebookページが復活したとのこと

420万人のフォロワーを抱えていた「The Shade Room」のFacebookページが突然停止されていたのですが、どうやら復活したらしいです。FacebookページのURLは変わったらしいのですが。

セレブのゴシップを中心にしたニュースのスタートアップ、The Shade RoomがFacebookに復活した。今日(米国時間4/20の)Shade Roomの発表によると、ページのURLは変更されたようだ。以前のページ(フォロワー400万人)はfacebook.com/theshaderoomだったが、新しいページはfacebook.com/shaderoomincとなっている。Shade Roomは先に「何の連絡もなく突然Facebookから追放された」ことを訴えていた。この件はニュースメディアのパブリッシャーがマルチプラットフォームではなくFacebook一本槍でいく場合の危険性に注目を集める結果となっていた。
引用)TechCrunch Japan

 
フォロワーは復活していないようですね。ここではSNSを1つに絞ってコミュニケーションを取る危険性を述べています。

コンテンツの配信や読者とのコミュニケーションをFacebookに頼るメディアは同時に運営方針(その変更を含む)も受け入れねばならない。Facebookのルールに従わなければアカウントの停止や削除といった処分を受ける可能性がある。
引用)TechCrunch Japan

 
第3者のメディアを活用するのはもちろん良いことだと思いますが、第3者メディアに完全に依存することは避けた方が良いと考えられます。飽くまでもEarned Mediaだという認識を忘れてはならないでしょう。同じように経験した企業もあるらしく、こんなことも記載されています。

「Facebookはわれわれに〔ある種の〕条件変更を事前に通知することはない。自動送信のメールが届いて初めて気づくわけだ。しかしページが停止されることを事前に確実に知る方法はない。これほど多くの企業がFacebookのページに存否がかかっているというのにかくまでコミュニケーションが不足しているというのは驚くべきことだ。われわれはスタートアップを立ち上げるのに2年間努力を重ねてきた。われわれのページによってFacebookもユーザーが増えたはずだ。にもかかわらず電灯のスイッチを切るような無造作さで削除された。私は15人の社員を抱えて途方にくれた」とViral ThreadのBoldingは語る。
引用)TechCrunch Japan

 
ただ、私は思います。「なぜ、社員を抱えて途方にくれるほど大事なことをオウンドメディア(自社メディア)で行わないのか」と。なぜ自分たちでプロモーションを行い(もしくはSEOを行い)、集客の仕掛けを作り、そしてSNS要素を盛り込んだ仕組み作りを行わなかったのでしょうか。CRMやユーザーとのコミュニケーション、サービスのPDCA、エンゲージメント・ゾーンへの販売促進を考えたら、FacebookだってTwitterだって、仕掛け作りの一端に過ぎないのではないでしょうか。

ふわふわ

まずは自社メディアから考えるべき

今回のThe Shade Roomにおいては、複数の著作権侵害による影響だとかサービス提供約款に対する複数の違反だとか言われているようですが、いずれにしましても420万人にも及ぶフォロワーを失ったわけでして…もしそれが420万人の自社サイト訪問だったら…と考えると勿体なさすぎますよね。勿論Facebookだからこそ、そこまでフォロワーが伸びたわけですし、仕掛け作りの一環としては非常に効果的だとは思います。

しかし、同時にSNSで集めたフォロワーを次のステップとして自社サイトに呼び込み、そのまま自社サイトに滞留してもらう仕組み作りは、(販売促進上)絶対に必要だと私は考えています。


関連記事

Instagram:若年層を守る仕組み

Instagramでは、18歳未満に対する健全な利用に向けて、他のアカウントからの勧誘機会を減らすための機能を米国現地時間3月16日に発表しました。Instagramは13歳から利用可能なのですが、要は未成年者や子どもに対して、援助交際やパパ活、法律に抵触するような悪質な勧誘から守るための機能です。 ...(続きを読む)

Facebook:安心&安全への取り組み

Facebookでは、誤解や有害を与えかねないFacebookグループに対する措置や機能変更を加え、また、iOSとAndroidのモバイルデバイスでもセキュリティキーによる二段階認証を採用するようになりました。コンテンツとしての安全性とデバイスとしての安全性の両側面から施策付けています。 Faceb ...(続きを読む)

Twitter:スペース(Spaces)について

このブログでClubhouseを紹介して、Instagramライブルームを紹介しておきながら、Twitterのスペースを紹介しないわけにもいかないので、2020年12月からベータ版で展開しているTwitterスペースもご紹介します。 Twitterスペース(Spaces)とは Twitterを利用し ...(続きを読む)

Instagram:ライブルーム新設

Instagramのライブ配信は人気の機能ですよね。インフルエンサーが視聴者にライブ動画を配信する機能です。これはインフルエンサーとなるユーザーが別の不特定多数ユーザーに配信するだけでなく、ホストとなって他のユーザーとの1対1のコミュニケーション動画もライブ配信することができました。つまり2人のやり ...(続きを読む)

コメントを書く

コメントは承認から反映までしばらく時間がかかる場合がございます。メールアドレスが公開されることはございません。