• 2024年のGoogle検索トレンド

2024年のGoogle検索トレンド

毎年恒例のGoogleによる年間の検索トレンドが発表されましたのでご紹介しておきます。世界的な見地では、The Keywordで発表されている通り、大統領候補のトランプ氏とハリス氏についてが注目のニュースでしたが、日本ではどうだったでしょう。ちょっとした箸休めとしてご紹介しておきたいと思います。

ちなみに、当ブログでも2018年2020年2021年2022年2023年とご紹介してきていますので、過去も気になる方は是非ご覧ください。

日本では大谷選手関連が上位

2024年の日本の検索トレンドを見ると、急上昇ランキングとなる検索クエリの1位は「ドジャース」、3位には「田中 真美子」(大谷選手の奥様)と、MLBの大谷翔平選手関連が多いようです。また今年に亡くなった方(鳥山明氏、西田敏行氏)の検索も多かったようです。

人物検索では政治的に目立った人や今年亡くなった有名人検索を超えて「田中 真美子」さんの検索が1位でした。「~とは」検索でも「亜脱臼 とは」が上位に入っており、こちらも大谷選手関連の検索クエリでした。

Google Trendsより

 

これら検索心理に答えていたのは…

今回のGoogle Trendsからの情報には他にもエンタメ系でのランキングもあり、また南海トラフ関連での検索が多かったこともあり、色々なことがあった1年だったなぁ、と思い起こせます。是非ご覧ください。

ただ、今までと違って、今年いよいよ私が気になったのは「これらの検索に対して回答していたのはWebサイトなのか生成AIなのか」ということ。特に「~とは」検索に関しては生成AI(Gemini)による「AIによる概要」がどれくらい助けになっていたかということ。今年から活性化した生成AIはGoogle検索結果にもデフォルトで反映されるようになり、もはやWebサイトを見なくてもプラットフォーム内で情報を入手できるようになっています。

私たちのようなサイト運用者やサイトオーナー側は、今後AIとの情報勝負やアクセス情報になっており、また「AIによる概要」にもいかに採用されるかさえ考えています。来年はSEO(Search Engine Optimization)だけでなく、より一層のGAIO(Generative AI Optimization)も活性化しそうです。

そんな感じでSEOは常に戦々恐々としていますが、いずれにしてもやるべきことは“サイトを良くすること”であり、原理原則は変わらないかと思います。まさにこのシンギュラリティな時期を楽しんでいきたいと個人的に思う日々でございます。

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