• GSCの動画インデックスレポートに新機能

GSCの動画インデックスレポートに新機能

Googleでは米国現地時間2月1日、Search Consoleの動画インデックスレポートに新しく機能追加したことを発表しました。動画をエンベッド(埋め込んだ)ページ所有者には、今までGoogle検索によって検知されたページ数しか分かりませんでしたが、今回の機能によって、それらページの(延べ)表示回数が確認できるようになり、またサイトマップから動画ページのフィルタリングができるようになりました。

Googleでの動画のパフォーマンスを理解し、改善余地がある領域を特定するために役立つSearch Consoleの動画インデックスレポート機能のアップデートをご紹介します。詳しくは https://developers.google.com/search/blog/2023/02/video-indexing-report-update

引用)@googlesearchcより和訳

Googleからの発表内容

まず、Googleからの発表内容を和訳しご紹介します。まぁ、ほぼGoogleからの発表内容が全てですので、私から別途何かお伝えすることもないのですが…。Google検索では、動画の検索結果表示方法についてかなり積極的に捉えていますので、その意識をサイトオーナー側にも向けているのでしょう。

Search Consoleの動画インデックスレポートの新機能

昨年7月、Googleにおける動画のパフォーマンスを理解できるようにしましたが、改善の余地がある箇所を特定できるようSearch Consoleに新しいレポート機能を導入しました。今回は、動画ページの目的をより効果的に達成するために、Search Consoleのレポートに加えた新機能をいくつかご紹介します。
 

動画のインプレッション数を表示

動画のパフォーマンスをさらに理解するため、動画インデックスレポートで毎日の動画表示回数を時系列で確認することができるようになりました。表示回数は動画ページ毎に集計されます。つまり、1回の検索結果ページ(もしくはDiscover1回表示あたり)に同じ動画ページが複数回表示された場合でも、表示回数は毎回1回として加算されます。
一方、検索パフォーマンスレポート内の表示では、動画検索の表示回数をURL単位ではなく登録プロパティ単位でまとめて計測しています。つまり検索結果に複数のページが表示されても、表示回数は1回としてカウントされます。そのため検索パフォーマンスレポートは、動画インデックスレポートよりも表示回数が少なくなるでしょう。
 

 

サイトマップのフィルタリング

重要な動画ページに着目しやすくなるよう、動画インデックスレポートをフィルタリングすることで、サイトマップ内の動画ページ部分のみを表示できるようになりました。このフィルタは、全てのレポート機能(グラフ、グラフの合計値、問題のあるURL一覧、エクスポート機能)において機能します。

Google検索で動画がどのように機能しているかを確認および修正する際に、これらの追加機能が皆様のお役に立つことを願っています。ご質問やご不明な点がございましたら、Google検索セントラルコミュニティまたはTwitterにてお問い合わせください。

引用)Search Central Blogより和訳

例えば、登録したプロパティ(GSC登録時に選択したドメイン単位やディレクトリ単位等、サイトの区切り方によって変わるので明確にここでお伝えしづらいのですが…まぁサイトです)内で2つの動画ページが1回の検索結果ページ表示された場合、表示回数は2回になります。そして、1つの動画ページが2つの検索結果ページで表示された場合も表示回数は2回になります。つまり延べ表示ですね。

対して[検索パフォーマンス]内で表示されるのは、あくまでも登録プロパティとしての全体数字です。ですので、上記のような2回の表示があっても1回とカウントされます。ですので、動画インデックスレポートと検索パフォーマンスレポートでは数字が異なるよ、ってGoogleは言っています。

動画ページに注力していきましょう

もう、日本のネット回線は豊富ですので動画公開にビビる必要はありません。それよりもむしろ動画で伝えたほうが分かりやすい内容も数多くあります。「動画ページ作っても張り合いがない」というサイトオーナーの方には今回の機能はモチベーション向上やKPI策定に非常に役立つのではないでしょうか。

…というわけで、さぁ、どんどん動画にチャレンジしていきましょう(笑)。

カテゴリー

新着記事

人気記事

過去記事