遅ればせながらのご紹介です。今まで妙に流出していた(笑)Googleの品質評価ガイドラインですが、この度ドーンと公開されました。最近、結構色々オープンですね、Googleは(笑)。なので、備忘録的にここでも記載しておきます。
どういうこと?
「The official Google Search blog」によれば、Googleは検索結果の品質を強化するための様々な実験を行っており、検索結果の最適性を評価する専用人員からのフィードバックを反映させたりしているとのことです。私の予想では、SERPsからのクリック率も判断材料の1つになっているのではないかと思います。但し、Googleはそれが直接的に検索順位に影響するようなものではないとも念を押しています。
日本語版でもGoogleウェブマスター向け公式ブログで紹介されています(PDFのガイドラインはあくまでも英語版ですが…)。
一度、2013年にそういった人間の目で確認する時の評価ガイドラインをGoogleは公開しました。要は、検索結果上位表示サイトが本当に最適かというのを判断するための判断基軸ガイドラインってことです。この判断基軸ガイドラインに則して、担当者は検索結果の最適性を評価するわけです。しかし、それから時も経ち、しかもマルチデバイス化も進んだため、Googleはその評価ガイドラインのアップデートを行いました。そのアップデートによって新たに制定された評価ガイドラインが公開されたのでございます。
< 評価ガイドライン|英語版 >
どう捉えれば良い?
Googleはもちろん、今回のが最終形ではないと言っています。今後も環境や流行によってガイドラインは改訂され続けるでしょう。ただ、今回の160Pからなる資料を通して、「Googleは検索結果に良い情報を提供するために、評価する判断基軸ガイドラインはこういうことなんだ」と確認することによって、サイト制作時や改修時に注意すると良いと思います。
まぁ…「ユーザーがお金を使ったり、人生観を変える程の影響力を持つサイトかどうか」的なYMYL(Your Money or Your Life)の話も含め、やっぱり抽象的な内容ではございますが…(笑)。