Googleは米国現地時間10月4日、2022年10月からちょうど1年後の2023年10月スパムアップデートをリリースしたと発表しました。
We're releasing an update to our spam detections systems today that will improve our coverage in many languages and spam types: https://t.co/g5yWWqvypR
— Google Search Central (@googlesearchc) October 4, 2023
引用)@googlesearchcより和訳
Googleの発表内容
今回のスパムアップデートに関してはGoogle Search Central Blogでも発表されていましたので、まずは内容を和訳します。
このスパムアップデートは、トルコ語、ベトナム語、インドネシア語、ヒンズー語、中国語中心に、Googleのコミュニティメンバーから報告された数種類のスパムをその他の言語圏も含めて除去する目的です。これにより、特にクローキング、ハッキング、自動生成、スクレイピングされたスパムに関して、検索結果に表示されるスパムが減少することになるでしょう。アップデートの展開が完了されるまでには数週間かかる見込みです。
スパムアップデート後に何かしら検索表示に変化があったサイトは、スパムポリシーを確認すると良いです。詳細については、Google検索スパムの最新情報とサイトのヘルプページをご覧ください。
ヘルプコミュニティと、様々な言語でのスパム傾向に関する貴重なフィードバックをスパムレポートとして送信くださったユーザーに感謝しています。これらのレポートは課題解決の優先順位付けと検証に役立ちました。お客様の検索エクスペリエンスを守りきるために、すでに次のアップデートに取り組んでいます。引き続きのご支援に感謝いたします。引き続きコミュニティ(多言語でご利用いただけます!)にご参加いただき、新しく改良されたスパム報告フォームから是非フィードバックをお送りください。
引用)October 2023 Spam Updateより和訳
今回は、特にトルコ語、ベトナム語、インドネシア語、ヒンズー語、中国語中心に全言語のスパム摘発を強化し、またスパムの摘発種類も拡大したとのことです。中国語というのが…あれ?Google中国って機能してるのかな、と思いつつ…グローバルに展開している中国語コンテンツのことかな、と思いつつ…ですが(笑)。
「どんなのがスパム扱いになるの?」という質問に関しては、スパムポリシーのドキュメントをご覧ください。まぁ、ハッキング攻撃さえ気を付けていれば、健全にサイト運用するだけでスパムとは無縁になるとは思います。むしろ変なサイトが上位表示されていれば、スパムアップデートのおかげで上位表示するかもしれませんので有難いですよね。
というわけで、スパムアップデートはそんな程度で考えておけば良いのではないでしょうか。