Googleは米国現地時間9月30日、𝕏にてGoogle Search Consoleの仕様(UI)を少し改善したことを発表しました。本当に些細な修正ですが、利用者からの声をもとに改善した仕様でして、パフォーマンスレポート部分に変更がありました。私のように、色々フィルタをかけて数字を検証している人間にとっては数クリック省略しながら検証できるのでとてもありがたいのですが…この微妙な改善を喜ぶ人はかなりのGSCマニアかもしれません(笑)。
Search Console Performance report filters are now sticky! 🥳 From now on, filters set in one of the three Performance reports (Search results, Discover or Google News) will remain applied when navigating between them.
Also, you’ll now have a "reset filters" option to remove all… pic.twitter.com/Bp0JRJ48Zj
— Google Search Central (@googlesearchc) September 30, 2024
また、すべてのフィルタを同時に削除する[フィルタをリセット]オプションが追加されましたので、少しだけ時間を節約できるかもしれません。これはコミュニティからリクエストのあったものでした。フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。皆様も引き続き是非フィードバックをお寄せください。
引用)@googlesearchcより和訳
変更された仕様
今回の変更点は3つです。
フィルタ表示部分の固定化
GSCのパフォーマンスレポート(検索結果、Discover、ニュースの3項目)内におけるフィルタ表示部分がスクロールしても固定されたまま表示されるようになりました。これによって、ページ下部の方まで確認を進めても、どんなフィルタをかけた状態のレポートか直観的に意識し続けることが出来るようになります。私なんか、いつもクエリを下まで確認しつつ、都度上部まで戻ってフィルタ内容を確認し「あれ?どんなフィルタで検証してたんだっけ?」と何度も見ることが多くありました。
それがなくなるのは嬉しいですね。
フィルタをリセットするボタン設置
フィルタリングしたレポート結果から元に戻す際、項目単位で毎回元に戻すか、一度Search Consoleのプロパティトップに戻る等しないとリセットできませんでしたが、今回[フィルタをリセット]ボタンが追加されることで、容易にレポートをデフォルトに戻せるようになりました。これはかなり楽です。ワンクリックです。
フィルタリングしたステータスが継続
パフォーマンスレポート(検索結果、Discover、ニュースの3項目)内でフィルタ設定した状態でページ移動しても、そのままフィルタリングしたステータスは継続されたまま数値を確認することが出来るようになりました。これ、カスタムした期間でフィルタリングして検証している時とか、毎回毎回ページを跨ぐ度に設定し直さなければならず、かなり面倒だったんです。でも一度設定したフィルタ内容はレポート内の3項目間で移動しても引き続き適用されるのでかなり楽になります。
これは個人的にかなり嬉しい変更でした。皆様もどうぞ使って便利さを実感してみてください。