7月の順位変動

ここ最近、仕事でのお付き合いの無いウェブマスターの方々から「7月初めに順位が下落した」とか「トップページがランクインから消えた」とか様々なご相談を受けました。私は該当サイトのSearch Consoleを見ることもしていませんので、そういったご相談に的確な回答が出来ませんでしたが、推察される要因をメモ程度に書き連ねておこうと思います。

HOWEVER

ふわふわ

パンダ・アップデート

もうこれに関してGoogleはもうアップデートの公表はしないと思われますが、既にアルゴリズムに組み込まれているとなると、パンダ・アップデートによって捕捉された可能性もございます。ただ、ここで気を付けないとならない概念がございます。

  • 簡単に言えば、パンダ・アップデートは重複や低品質が酷いとランキングを下げるアルゴリズム
  • パンダ・アップデートに捕捉された場合、機械的なランキング低下が起こるためペナルティとは言えない

 
ここで言葉の概念をおさらいしましょう。ペナルティとはManual Action(=手動対応)です。つまり“Google側の人の手によって故意に順位下落処置をされた”わけです。すなわちアルゴリズムに組み込まれているパンダ・アップデートによってペナルティを受けるという――いわば“パンダ・アップデートによる捕捉=ペナルティ”ではないということを理解しておく必要があります。

人によっては“自動ペナルティ”と呼ぶケースもありますが、私から言わせればペナルティ自体が手動なので、“自動手動対応”という言葉は存在しないわけです。従いまして、「パンダ・アップデートに捕捉された結果、順位が下落した」という概念の方が正しく、それがペナルティかどうかはSearch Consoleでの「手動による対策」欄を確認するしかないと考えています。

では、今まで通りサイト運用していたにも関わらず、今になってパンダ・アップデートに捕捉されることはあり得るのか、という話になりますが…私はあり得ると思います。
パンダアルゴリズムは適時アップデートされるわけですので、アップデートのタイミングで評価のしかたは変わるわけです。結果、今までは類似ページ扱いとしてインデックスされなかったり、曖昧な形で解釈されていたページ群が(増加し続けたり、アップデートによって目立つようになったりすれば)重複ページ扱いとなることも充分可能性として考えられます

今一度類似ページや「結局同じことを言っているページ」が多くないか確認し、各ページが有機的に情報設計されているかを確認しておきましょう。

ふわふわ

キーワードカニバリゼーション

キーワードカニバリゼーション」で詳しくご紹介しましたので説明は省きますが、このケースも最近増加しています。内部リンクの集約状況や内部リンクのアンカーテキスト(サイト全体を通して同じアンカーテキストで異なるページURLにリンクしている)、またはコンテンツが少なく差別化できていないため、サイト内複数ページで施策キーワードを食い合ってしまっており、ランキング低下するケースも多く見受けられます。この手の場合は、検索結果1P目以内にランクインしていたにも関わらず、2P目まで順位下落し、しかも同ドメインで複数ページが連続表示される現象の傾向が強いです。

これもパンダ・アップデートによる改善手法同様、内部リンク構造やコンテンツ設計を見直す必要があります。

ふわふわ

内部リンク構造

前述のパンダ・アップデートやキーワードカニバリゼーションは、順位下落原因の現象としての話ですが、内部リンク構造は現象に陥る要因の話です。ですので、直接的な順位下落要因とは考えにくいですが、一応メモしておきます。
内部リンク集約数が綺麗にツリー構造上に存在せずサイト全体でメリハリがないと順位下落傾向があるように見受けられます。これはSearch Consoleでの「内部リンク」欄を確認し、ページパワーのズレがないか検証する必要があります。

ふわふわ

人工外部リンク

ペンギン・アップデートと言うべきか、不自然な外部リンクや売買の取り締まりを一斉に行ったと言うべきか微妙なところですが、これも可能性として大いに考えられます。但し、これに関しましては明確なペナルティですので、ウェブマスターならすぐに分かるはずです。5月~6月にかけて不自然な外部リンクに関する摘発は行われたように見受けられますが、もしかしたら今でも引き続き不自然な外部リンクの取り締まりは強化されているのかもしれません。

いまさらこれについての改善方法をご説明する気になれませんが…まぁ改善してください(笑)。

ふわふわ

とりあえず上記を疑うこと

冒頭に申し上げましたが、私自身、唐突に「施策キーワードでトップページが上がってこなくなったんだけど、何かアルゴリズムでありましたか?」的なご相談を受けるが多く、「あのぅ…どんなサイトがどんなキーワードでどうなったか分かりませんので、外的要因としてアルゴリズムを探りたくて訊かれているのであれば、平常運転ですがなにか?」的な回答しかできません。結構乱暴に質問されるんですよね…しかも仕事でお取引もしていないのに…凹みます。
ですので、とりあえず上記を確認ください。

また、7月上旬に順位が上昇したというご連絡もいただきます。そして同じように「施策キーワードでいきなり順位が上昇したのですが、何かアルゴリズムでありましたか?」とご相談を受けます(笑)。その場合は競合となる他のどのサイトページが順位下落したかご確認ください。

Googleのアルゴリズム?普通です!(笑)


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