• モバイルフレンドリーとページスピードの分析が統合

モバイルフレンドリーとページスピードの分析が統合

モバイルフレンドリーテストツールが刷新した時に、「個人的にはPageSpeed Insightsと一緒になってくれると手間が省けるのでありがたいのですが(笑)」と言っていたことが実現しました(笑)!

think with Google

ページ診断(think with Google)

このthink with Googleにあるページ診断ツールはサイトパフォーマンスを測る(measure your site’s performance)もので、Google Small Businessで発表されました。要は、最近刷新されたモバイルフレンドリーテストツールと、モバイル(スマホ)、デスクトップの表示速度が分かるPageSpeed Insightsが一度に同じインターフェイスで確認できるというものです。まだ英語版のみのリリースです。

think with Google

是非ご活用してみてください。無駄に動画が動いていますが(笑)、さすがHTTP2サーバーだけあって、レスポンスも早いです。

使い勝手は?

良いです。ちょこまか動く背景とリッチなUIは私にとって不要ですが…(笑)。以下4つに分けてご紹介します。

結果全体画面

テスト結果:全体

それぞれ、モバイルフレンドリー、スマホの表示速度、デスクトップの表示速度を3項目一度に100点満点中で採点してくれます。詳細は下にスクロールしていくことで、次からの各項目ページに繋がっていきます。
 

モバイルフレンドリーテスト結果

テスト結果:モバイルフレンドリー

スマホ対応の有無の2択のはずですが、なぜか100点満点中として結果が出ます。と言いますのも「Size tap targets appropriately(最適なタップ目標サイズ)」が少しだけ小さいと減点、等という定量分析要素があるからなのです。たとえば、目標とするタップ範疇が直径1cmだとした場合、0.9cmだとマイナス1点、みたいな感じです。これはいずれアルゴリズム導入されるであろう、スマホ対応及第点が細分化された時に役立つと思いますので、100点満点を目指すべきですね。
 

モバイル表示速度結果

テスト結果:モバイル表示速度
モバイル(≒スマホ)表示速度の結果です。予め伝えておきますと、デスクトップの表示速度も含め、PageSpeed Insightsとは1,2点ズレます。なぜかは分かりません…。採点結果の点数横にある「SEE WHAT TO FIX(最適解を確認)」をクリックすれば、過不足分の詳細項目が出現します。更に項目別に知りたければ、そこからフリーレポートを申請すると受け取れるようです。
 

デスクトップ表示速度結果

テスト結果:デスクトップ表示速度
今度はデスクトップの表示速度結果です。こちらも前述の通りPageSpeed Insightsとは1,2点ズレます。
 

レポート申請

テスト結果:フリーレポート申請
最後の部分には「The world’s gone mobile. Now, it’s your turn.(時代はスマホ!さぁ、あなたも頭を切り替えて)」と述べつつ、フリーレポートを申請するよう働きかけてくれています。

上々なツール

私にとって、今回のツールは取引先とミーティングしながらパッと見たい時に便利だと思います。ただ、このツールもURL(ページ)単位の確認ですので、同時に複数入力できるようになると同じドメイン内でも比較できたりするので有難いのですが…いや、贅沢は言いません(笑)。欲を出したらキリがないですからね。

いずれにしましても、近いうちにモバイルの表示速度がランキング要素に含まれてきますので、(今回のツールでなくとも)ページスピードの確認は行いつつ早急に修正していくことをオススメします。

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