「今のうちにスマホSEO対策」や「モバイルフレンドリー補足情報まとめ」に次いで、新たなモバイルマイナス要素(モバイルフレンドリーと見なさない)基準が追加されましたので、ここでもご紹介させていただきます。
どういうこと?
Googleウェブマスター向け公式ブログの「アプリバナーでよりモバイル フレンドリーなウェブページを」で公表されました。アプリのインストールを促進する目的で画面いっぱいに告知(インターステイシャル広告風)することを良しとしない方針です。
引用
要は、検索結果画面からタップしてあるサイトに飛んだ時、そのサイト内で画面いっぱいにフロートしているインターステイシャルなアプリインストール告知をしているサイトに関してはモバイルフレンドリー(「スマホ対応」という表記)ではないという判断をするということです。
普通に上の方や下の方に告知している程度であれば問題ないということですね。
飽くまでもアプリインストールの告知
とりあえず、アプリインストールにおける告知のみですので、インターステイシャル”広告”やその他告知に関する画面を覆うインターステイシャル告知は対象ではありません。しかしながら、Googleは以前アンケート結果から「インターステイシャル(広告)がウザい」という情報を得ていますので、いずれにしても画面全体を覆い隠すインターステイシャルは止めておいた方が良いかもしれません。
ただ、広告収入源としてインターステイシャル広告枠を取り扱っているメディアもあろうかと思いますので、今のうちに代替え案や対策を考えて行く必要がありますね。メディアによっては死活問題になるかもしれませんし…。
まぁ、私は個人的にデスクトップ(PC)のインターステイシャル広告もSEOアルゴリズム上どうかとは思っていますが…。
おさらい
今回の件を含めますと、全部で7つくらいがモバイルフレンドリー基準の対象になりました。
- アノテーション設定
- viewportの設定
- flash等スマホで閲覧できないソフト
- テキストのフォントサイズ
- 画面に合ったサイズ
- タップ範囲を適切に
- 画面を覆うアプリインストール告知のインターステイシャル
うーん…次こそは読込時間でしょう(笑)。