先日のGoogle検索20周年のタイミングでFeedがDiscoverとなり、新たなUIに変わるというご紹介をしました。実際にアプリの方では実装されたようですので、そのご紹介をしたいと思います。
Discoverって?
ログインしているGoogleアカウントの閲覧動態に合わせて、興味のありそうなニュース記事をGoogle検索トップの下部に表示する機能が「Discover」です。発表から約1ヶ月後となった10月末に導入され始めました。日本ではGoogleアプリが対応しているようですが、WebサイトでのGoogle検索ではPC、モバイル共に表示されていません。WebサイトでのGoogle検索では米国(google.com)では導入されているようです。PCでのDiscover機能の話は出ていないので、Discoverは飽くまでもモバイルのみの機能になりそうです。
表示のしかたはカード形式となっており、まずはGoogleアカウント閲覧履歴に基づいたパーソナル向け記事が表示されます。
一応、「このカードは今役に立ちますか?」という、英語を直訳したかのような日本が表示されます(笑)。ここでフィードバックをしていくことで精度を高めていく努力をしてくのでしょう。
その後に続いて急上昇記事をカテゴリ別やニュースとして表示されます。私が確認した限り、カードはGoogle一般検索結果と同じように10枠ありまして、それ以上は「→ その他の記事」として展開されます。ちなみにプライベートモードだとDiscover枠はありません。
どうなの?
私にとって、そもそもGoogle検索トップ画面は、検索バーの表示しかないUIが通好みであり、その結果利用が発展していったイメージがあります。ポータルサイトを希望するのであればYahoo!で良いわけで…。にもかかわらず、Googleがこのタイミングでポータルっぽさを表現するのはどういう意図があるのでしょう?
確かにモバイルのTwitterやInstagramでしたら、検索しようと思って検索アイコンをタップすると、検索バーの下に人気ハッシュタグやレコメンドするカテゴリ別画像が自動表示されます。ひょっとしてそれらSNSのレコメンド機能をGoogleのモバイル検索にも取り入れようという意図があったのでしょうか。そしてそれはGoogleの場合、トップ画面になるわけですので、トップにDiscover表示をしているでしょうか。
ただ、いずれにしましても私の場合、PCではChromeのURLバーに直接入力しますし、モバイル(iPhone)でも同様にSafariのURLバーに直接入力しますので、Googleアプリ含め、検索トップ画面にアクセスする機会はまずありません。おそらく、こういった検索動態は私だけではなく多くの人がそうなのではないしょうか。従って、一般的にはDiscover表示自体にも気付かず過ごすケースが多そうです。
Discoverの機能が良いか悪いかは個人の好みに依存すると思いますが、嫌なら設定(歯車アイコン)の「マイフィード」をオフにすれば良いので、お好みで調整すると良いでしょう。
個人的にはアクセスしないページですので、何の支障もございません(笑)。