G.W中の順位変動が何だったのか、ずっと仮説立てていた私ですが、「最近の順位変動の仮設」に近から遠からず…クオリティ・アップデートだったようです。
改めて低品質コンテンツを振り返る
さて、低品質コンテンツを捉えるアルゴリズム「クオリティ・アップデート」によって、実際には海外や日本のアフィリエイトサイト中心に結構な量のサイトが摘発されたという情報が飛び交っておりますが、実際に低品質コンテンツとはどのようなものなのでしょうか。今回、私なりに様々なサイトを探ってみて、以下の内容が摘発対象として多かったように考えました。
- スクレイピング(コピペ)ページ量が多いサイト
- 類似ページが多いサイト(どれも似たような内容)
- サイト内重複コンテンツが多いサイト
- 中身の無い無駄な文章ばかりのサイト
どれも今更のような内容ですので、改めてのご説明は割愛しますが、最後に記載した「中身の無い無駄な文章ばかりのサイト」…これの基準が分かりづらいと思います。
そこで、今回は私が考える”高品質とは言えないライティング癖”についてご紹介させていただきますので、コンテンツ作成上の注意事項として是非ご覧ください。
陥りがち低品質パターン
インターネット業界におけるライターはまだまだ発展途上中ですし、私のようにド素人が書くケースだってあります。そこで、拙くも陥りがちな低品質ライティングパターンをご紹介します。
「~と言われています」
よくアフィリエイトサイト等で目にしますが、「〇〇をするには△△が良いと言われています」等という文章です。思わず「誰が言ってるの?」と突っ込みたくなる一般論的記述のしかたなのですが、こういったものにも根拠が必要だと思います。情報ソースはどこなのか明確化する必要がありますよね。
確かにこういう書き方をすれば楽なんですけど、やはり信用性は低いですし、少なくともちゃんとキャリアを重ねたライターが書いたとは思えない文章癖だと思います。
誰に言いたい内容なの?
これもありがちなパターンです。サイト全体を見ると、さも初心者向けに間口を広げているかのようなサイト設計にも関わらず、よくよくコンテンツを見ると誰に言ってるのか分からないくらい上級者向け単語が頻出していたり、逆に今更必要のない一般的知識をひたすら長文で説明していたり…閲覧想定対象者があやふやなサイトもどうかと思います。
こんなん私でも書けるわ的文章
エリアとの掛け合わせワードで検索順位を上げたいばっかりに「東京都とは日本の首都で人口〇〇万人の都道府県です。あらゆる企業本社が立ち並ぶ大都市で―」みたいな文章を入れ込んでいるページです。オリジナル感ゼロですね。そういうのはWikipediaに任せるべきで、そのサイトならではの切り口や考えが含まれていないのであれば、もはや不必要な印象を受けます。
なんか似たようなことばかり書いてる的文章
ドアウェイページ扱いにもなりがちですが、切り口としての単語は違えど、結局書いているのは似たような内容だったりしているページ群です。「〇〇士の給料」や「〇〇士の階級」みたいな切り口にしているけど、どっちの切り口でも階級と給料が比例しているような話ばかり書き連ねている、みたいな内容ですね。それであれば1ページでまとめて一遍に書いた方が良いでしょう。ページ稼ぎとしか思えないようなサイト展開です。
ちゃんとした企業がちゃんとしたサイトを作るなら…
以上のような内容が私は低品質になりがちなライティング例です。個人ブログのようにひたすら書き連ねるものなのであればそれでも良いかもしれませんが、SEOを視野に入れている企業サイトが上記のようなライティングをしているのはマズいと思います。
要は「それで本を出版するとしたら本当にいいの?」という感覚で考えると良いと思います。インターネットは気軽に誰でも発信できる分、適当な文章が跋扈していると思いますが、しっかりと責任をもって書くようにすれば上記のような懸念は無くなるでしょう。
追伸
あ、あと全然話が違いますが、Googleの検索結果画面に何やら国語辞書的アンサーボックスが出現するようになりましたね。
日本語の単語の後ろに「とは」とつけると出るようになっています。引用元の記述もないのでGoogleが独自で返してくれているようです。さらにその言葉を各国の言葉で翻訳(直訳?)することも可能です。
これはちょっとした言葉を調べるには便利で楽かもしれません。一応ご情報までに。