GoogleがAMPキャンペーンを実施中につき、Search ConsoleでもAMP化を活用しようと啓蒙していますが、私のこのふわふわビジネスブログに関して、AMP化によってどう変化したかをレポートしたいと思います。
個人的にはAMPの優先順位は高くないと考えている
以前にもお伝えしましたが、私はAMP化に関して…
「1ページ完結型サイトならAMP化も良いが、そもそものモバイル表示速度を上げるために労力を注ぐべき!だってAMPは飽くまでも検索結果画面からのページ表示であって、サイト内ページ遷移したところでやっぱり遅ければユーザー体験を損なうから」
という考えを持っています。しかしそれは、AMPが将来的に続くかどうか分からないから意味がないとか、AMPに対して否定的に捉えているからではありません。まともにSEO努力もしていない運営者が「AMPを導入すべき?」的に考えるくらいなら、そもそもの表示速度を見直した方が良いという意味です。
様々なSEO努力をし、後手後手に改修していた事案が落ち着いて、検索順位や一般検索からの流入も向上安定した時、先手先手でSEOを捉えることができるようになります。そうしてブラッシュアップしていく中で、AMP化を検討するのであれば、それはユーザーとの接触機会拡大に繋がるので、是非オススメします。
ちなみに、私も勉強のためにこのブログをAMP化してみました。このブログ自体、特別なSEO努力をしているわけではありませんし、Search Consoleでの平均検索順位も30位前後で推移している程度です。こんなブログがAMP化した場合、それがどのように影響するかを検証してみました。
AMP化は正常にインデックス
AMP化に伴い紆余曲折ありましたが、専用プラグインも充実してきたため比較的スムーズに導入できました。
つい先日、このブログもHTTPS化してしまいましたので、途中からインデックスが下がってしまっていますが、HTTPS後も正常にインデックスされています。
AMP化した効果は…
AMP化し、それが過去AMP枠として表示されたことがあれば、Search Console内の検索アナリティクスに「検索での見え方」という項目が出現します。そこでAMPを条件付けすることで、AMPによる検索からの流入を確認することが出来ます。AMPが通常枠に組み込まれるようになったらどうなるか分かりませんが、今のところはこのフィルタリングが可能です。
ご確認いただくとお分かりいただけると思いますが、私のこのブログはAMP化によって4クリックありました(笑)。4クリックです(笑)。
効果は…どうなんでしょう(笑)。
勿論、ニュースサイト等のAMP化が活性化するクエリやサイト数が多い検索市場では充分にAMP化の恩恵は受けているはずですが、私の場合は…(笑)。
私のこのふわふわビジネスブログの検索市場をひとつの参考に、各業界や検索市場においてAMP化が効果的かどうかご判断くださいませ。ちなみに私のこのブログはそもそもの表示速度も遅いです。
やはりAMP化云々の前にやるべきことをやった方が良いかなぁと身に染みて感じました(笑)。